サイモン・シン３連チャン

気がつけば、サイモン・シンの３作を全て読み終わっていた。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで

ビッグバン宇宙論 (上)

ビッグバン宇宙論 (下)

だれしもが指摘することだが、サイモン・シンの作品は科学者そして人間への愛にあふれている。評価としては、やはり上から順に、フェルマー、暗号、ビッグバンだけどランク的には全てAランクなのでだれにでも安心して薦められる感じ。フェルマーの感想は以前に書いたので、ビッグバンについて書くと、ものすごく丁寧に掘り下げている分、ちょっとパンチ不足かなーっていう部分はある。しかし、全体として文句なしにおもしろいので、宇宙についてちょっと興味がある人はこの本から入れば良いと思う。ホーキンスの本とかから入るとたいてい挫折するので。この本で一番驚いたのは、他の銀河までの距離の測り方についてかなー。