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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

REGZAの新型が発表されたが液晶の進化は止まっていた

REGZAの新型が発表されました。

スペックを見る限り、液晶の目に見えた進化はREGZA Z3500の世代で止まったように感じます。

追加された新機能のまとめ

REGZAの新型であるZH(ZV)500シリーズに今期追加された新機能は主に以下の通りです。

新「おまかせ」モード

まず、新「おまかせ」モードです。

外部環境に応じて、最適な画質モードをREGZAが判別し、表示する「おまかせ」モードを新搭載。映像を解析し、ビデオ素材やフィルム素材などを判別して最適な画質で表示するだけでなく、視聴している時刻や、部屋の輝度、照明の色温度などの情報から、周囲の環境を把握。視聴環境に最適な画質を自動で判別し、表示する。

視聴環境に応じて、最適の表示機能を選択するというこの機能ですが、すでに映画、アニメ、ゲームによってモードを使い分けているヘビーユーザにとってはあまり興味がないというのが、正直なところです。ただ、モードを切り替えない人にとっては価値ある機能だと思います。

DTCP-IPムーブやワンセグ録画など録画機能の強化

上位モデルのZH500シリーズでは、HDDがテレビ自体に搭載されました。以前もREGZA H3000シリーズがHDDが搭載されており、かなり評判が良かったのですが、これを踏襲して、上位モデルに込みこんできた形です。また、SDカードスロットにワンセグ番組を録画する機能も備えたようです。しかし、DTCP-IPムーブやワンセグ録画を日常で使っている人ってたぶんほとんどいないですよね。

HDMIは4系統搭載、ドルビーボリュームの採用

さらにHDMI端子の数が増え、オーディオシステムも「新レグザオーディオ・プロ」にパワーアップしました。

ZV500シリーズは、竹繊維を使用した新スピーカーシステムを採用した「新レグザオーディオ・プロ」で、ユニット構成は3.5×16cmフルレンジユニット×2。竹繊維スピーカーの採用により、音速を約20%向上し、共振歪みの低減による伸びのあるクリアな音質を実現したという。

こちらも外部スピーカを使っている人たちには関係ないことです。一般の人たちにとってもあまり気にならない部分かもしれません。

液晶自体の映像性能が伸びていない

今期追加された機能を見てもお分かりの通り、液晶の映像自体の進化はほとんどありませんでした。液晶以外の付加価値の追加がメインといったところです。この液晶の進化の停滞に関しては以前、以下のエントリーでも触れました。

上のエントリーでも書いたとおり、僕はこの液晶の進化の停滞を「液晶という技術の素地の悪さ」に起因していると思います。つまり、映像の進化がそろそろ、これ以上はどんなにがんばっても素人目にはほとんどわからないレベルに達していて、これ以上の目に見えた進化はシステム的に難しい領域に達しているのではないかということです。今後も各社は「録画」や「薄型」など違う側面で付加価値を追求する方向にいくと思います。

別にこれは悪いことではなく、技術というのは多かれ少なかれそういうものです。ここから液晶の本当の価格競争がはじまると思います。シャープ、松下は液晶という主戦場で生き残ることを模索し、SONYは戦線を維持しつつ次の有機ELという技術を模索しています。

個人的には、ZH(ZV)500シリーズが発売されたタイミングで11万円くらいまで価格が落ちるだろうREGZA Z3500シリーズをすかさず購入するのが一番賢い買い物なのかなと思います。

TOSHIBA REGZA 37V型 地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョン液晶テレビ 37Z3500

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