読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

SONYが描く次世代液晶テレビの方向性

突然忙しくなってしまった影響で、1ヶ月くらいブログを書いていなかったのですが、だんだん落ち着いてきたのでぼちぼち書こうと思い、ニュースを眺めていたら液晶テレビに関する最新ニュースが出ていたのでこれに食いついてみようかと思います。

機械を見て液晶テレビの進化の方向性についてはエントリーを書いてきました。

しかし今まではREGZAベースで語っていたのですが、今回はSONYが今後の液晶の進化の方向性を描こうという意欲的なモデルを多数発表してきたので、取り上げたいと思いました。

過去のSONYの液晶テレビのラインナップといえば、まずXシリーズという最強のフラグシップがあり、それにJシリーズというちょっと能力を落とした機種が続き、最後にVシリーズというお安い普及機が続くという構成でした。東芝のREGZAもZシリーズという最強のフラグシップがあって、Hシリーズという若干能力が落ちるがHDDを搭載した機器が続き、Cシリーズというお安い普及機があるという点でかなり似ているのですが、今回のSONYの液晶テレビのラインナップはかなりアグレッシブに各モデルの差異化をはかってきていると思います。

BRAVIA XR1: ソニー、コントラスト100万:1の「BRAVIA XR1」

まず最上位機種に持ってきたのが、BRAVIA XR1です。このBRAVIA XR1にはQUALIAという一時期SONYが展開していた超フラグシップシリーズの液晶テレビQUALIA005に採用され、かなり話題になったRGB LEDバックライト「トリルミナス」が採用されています。トリミナスは他の液晶のバックライト制御とその基本方針がかなり違うため、普及期に載ってくることはもうないだろうなと思っていたのですが、まさかの復活を遂げました。

その分、お値段もかなり高めですが、個人的には今までのXシリーズというフラグシップモデルの上にこのようなさらに上のモデルを作ることが出来たことはAVマニア、富裕層へのアピールを含めかなり良かったのではないかと思います。値段も過去の数百万円というような現実離れしたものではなく、60万円/75万円となんとかなりそうな値段です。これからAV専門誌にBRAVIA XRの評価が出てくることになるかと思いますが非常に楽しみです。

BRAVIA X1: ソニー、新ブラビアエンジン搭載の「BRAVIA X1」

今までのXシリーズの名前を冠するのがBRAVIA X1です。デザイン的には過去のX5000シリーズからF1シリーズに近づけ狭額縁ベゼルを採用するなど、Xシリーズというよりは、常軌のXRシリーズのSONYのXシリーズの正当系譜であり、こちらはFシリーズからの流れと理解するのが正しい気がします。しかし、こちらはかなり手堅いモデルになっていて、最上位機種が必要ない人にとってはかなり魅力的なモデルかと思います。

BRAVIA ZX1: ソニー、最薄部9.9mmの世界最薄液晶TV「BRAVIA ZX1」

そして、新たに現れたのが、BRAVIA ZX1です。こちらは、かなりおもしろいモデルで、5GHz無線を用いて映像をケーブルではなく無線で伝えます。スペック的にはXシリーズとそこまで差がないようですが、このケーブルレスという仕様は今のマンション生活が多い日本の需要に結構マッチしているのではないかと思います。薄さにもこだわりレイアウトフリーを実現と一つの用途をかなりアグレッシブに攻めてきています。

BRAVIA W1: ソニー、世界初240Hz駆動で残像を低減する液晶テレビ

Wシリーズといえば、SONYで最初に倍速駆動液晶を搭載したモデルとして有名ですが、BRAVIA W1はその特徴をそのまま引き継ぎ、120Hz稼働を240Hz稼働というものにしてしまいました。240Hzの製品化は世界初のようです。ぶっちゃけ、120Hzが240Hzになってどこまで画質があがるのか全くわからない、個人的に液晶テレビの動画の弱さはすでに120Hz駆動でだいぶ解消されていると考えているので、こればどこまで液晶テレビの今後の流れに影響を与えてくるか全く未知数なのですが、これもAV専門誌の評価が楽しみなモデルです。

まとめ

どのモデルを見ても、他の液晶と優れたところを持っているというかなりとんがったラインナップと成っています。おそらく、これからさらにもう一段階安い普及機の発表があるかと思うのですが、今回導入された技術だけをみても、

  • RGB LEDバックライト「トリルミナス」
  • 5GHz無線よるケーブルレス
  • 240Hz駆動

とどれもがこれからの次世代液晶の方向に影響を与えそうな技術が満載です。年末商戦前のこのタイミングで余裕を持って、これだけのプロダクトを発表できたことはかなりすごいと思います。SONYの本気を見ました。家電店で実機を見るのが非常に楽しみです。