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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

『リビングにネットコンテンツを届けるDLNAサーバソフトウェア「coRockets」の開発』が未踏本体に採択されました

coRockets

ちょっとタイミングが合わず報告が遅れましたが、2008年度上期 未踏本体に応募したプロジェクト『リビングにネットコンテンツを届けるDLNAサーバソフトウェア「coRockets」の開発』が田中PMに採択されました。

共同開発者は大学の後輩でベンチャーを経営しているMと、デスクトップマスコット「Apricot」を開発しているid:kawatanです。プロジェクトリーダー、DLNAサーバの下回りの実装は僕が担当し、MがWebアプリケーション部分の開発、id:kawatanがWindows GUI部分を担当します。MのWebアプリケーションの開発力、id:kawatanのWindowsプログラミングの開発力は折り紙付きなので、ぶっちゃけプロジェクトの一番の不安点は僕だったりもします。

簡単にいきさつなどを書いてみます。

まず、DLNAについてですが、ほとんどの人はそもそもDLNAというものが何なのか知らないと思うので、あまり興味がないかもしれません。DLNAは簡単にいうとNASやPCに保存しているマルチメディアコンテンツを同一の家庭内ネットワークに存在する家電、ゲーム機から参照可能にしようとする規格でPS3とかXBOX360もサポートしています。家電業界、ゲーム業界にとっては初めてまともにPCと連携が出来そうなものが登場したなと思っている人も多いのではないかと思います。特にPS3のDLNAプレイヤー機能の優秀さはちょっとしたもので、これを活かしておもしろいことが出来ないかなというのが、プロジェクトを始めようとしたきっかけでした。

で、考えたのがYouTubeとかFlickrとかのコンテンツをDLNAサーバが自動的に配信してくれないかなということです。YouTubeとかFlickrとかTumblr.のコンテンツがPC起動しておけば勝手に収集してくれて、それが勝手にDLNAサーバソフトウェアから配信されておいてくれたら楽しいなと思い、まずはYouTubeとかFlickrのコンテンツをキャッシュしておいて、透過的にアクセス可能にする機能があれば面白いなと思いました。

ただ、それだけだと未踏性もあまりないので、もうちょっとおもしろいことをしたいなと思い、プラグイン方式でコンテンツの収集の仕方を定義出来ればいいなと考えました。イメージとしてはDLNAサーバソフトウェアの上にPlaggerが載っかっていてユーザはスクリプトで自由にコンテンツの取得方法を定義でき、そのコンテンツがDLNAサーバから配信されるという感じです。

で、このあたりで、まずid:kawatanに相談してみました。というのも、僕はある程度下回りのプログラミングはこなせるのですが、Windows GUIのプログラミングをほとんど書いたことがなく、id:kawatanの圧倒的なWindowsプログラミング力がないと正直プロジェクトを勧めるのが難しいと思ったためです。あと、id:kawatanとは仲良しだということもあります。

id:kawatanの最初の反応はいまいちでした。というのもid:kawatanはDLNAという規格自体にかなり懐疑的にあと数年でなくなるのではないかという意見でした。僕は、家電業界がDLNAの規格をつぶしたら、今後家電業界はAppleにPCと家電の連携部分で対抗するすべを完全に失ってしまうと考えていたので、おそらくこの規格はそう簡単につぶされないだろうと考えていました。で、一緒に牛タンを喰っているうちに、まぁ、やってみるかということになり、最近のプログラムはWebアプリケーションとも連携するだろうからとMを誘いました。

続きは長いので、また次の機会に書きますが(すいません、力尽きました)、そこからいろいろあった結果、田中PMに採択され、現在開発を進めているところです。とりあえず国産DLNAサーバソフトウェアとしていいものが出来るようにがんばります。アルファ版のリリースは12月を予定しています。応援よろしくお願いします。