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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

Amazonで一万円以下の椅子を買うのがお勧めできない理由

id:tek_kocさんから以下のようなトラックバックをいただきました。

すごく欲しいと思うのですが、3万円という数字もまた、なかなか手が出しにくい値段だなと思ってしまいます。特に社会人以下の学生や、家での作業がメインではない人なんかには厳しい。椅子が変われば世界が変わると言っても、それを実感する前に3万円はちょっと出せないです。今の時代、3万円くらいあればパソコンだって買えるんですしね。

また、はてなブックマークのコメントでid:th_6295さんから以下のコメントをいただきました。

次は1万前後から2万以下程度でお願いします><

確かに僕も学生のころに椅子に3万円出してと言われればきつかったですね。

椅子は人間の体を支えるものなので、自分の体に合っていればどのような椅子を購入しても良いと思います。ただ、id:tek_kocさんのエントリーにあるようなアマゾンで一万円以下で購入可能なELECOM、YAMAZEN、サンワサプライの椅子はきちんと試座して、自分の体に本当に合っていることを確認することをお勧めします。正直、これらの企業はまだ椅子を作り始めてからそれほど年月も経っておらず、企業内に椅子作りに関するノウハウが他の老舗の椅子メーカと比較して蓄積されているとは思えません。よって、コクヨやオカムラ、イトーキが作る椅子と比較したら自分の体にフィットする率がかなり低いのでないかと思います(もちろんフィットする可能性もあります)。

僕も最初の頃は椅子なんて座れればなんでもいいだろと思って、ELECOMの椅子に座っていました。しかし、会社でコクヨのアガタチェアに座っているうちに、どうもELECOMの椅子は人間の体、特に背骨を支えるという椅子が持つ重要な役割を全く果てしていないのではないかと思うようになりました。ELECOMの椅子に座っている間は明らかに自分の筋力で背骨を支えているという感覚がします。

会社にある良い椅子と家のELECOMの椅子を座った後では、体の疲れ、特に腰や背中の筋肉の疲れが全然違うのです。特に未踏の開発を始めてからが絶望的でELECOMの椅子には5時間以上連続で座ることが出来ませんでした。感覚的にはELECOMの椅子などは背当てに期待する役割がただのクッションなのです。しかし良い椅子は背当てが筋肉の代わりに背骨を支えてくれます。この辺りが良い椅子とそのほかの椅子を分ける線なのではないかと思います。

よって、別に安くてもその椅子が背骨を支えるという思想に基づいて作られていれば問題はないと思うのです。僕自身、コクヨのアガタチェアと今回購入したSteelcaseのリープチェアでは好き好き程度の差しか感じていません。これは、椅子を作るメーカがきちんと椅子というプロダクトに関して哲学を持っており、椅子としての役割を果たすものを作ることに努力しているからだと思います。コンテッサを作るオカムラやレビーノチェアを作るイトーキもしかりです。購入にあたりコンテッサ、レビーノチェアに座って見ましたが、両方ともすばらしい椅子でした。つまり、Steelcaseやコクヨ、アガタ、イトーキなどの高級ワーキングチェアのラインを持っているメーカがきちんと作っている椅子ならばある一定の基準はクリアしているのではないかと思います。よって、一万円以下の椅子という縛りであれば、例えば、以下のような椅子が候補に挙がるのではないかと思います。

この椅子はリープチェア購入時に今井家具店で視座してみましたが、9800円で買えるとは思えないしっかりした椅子でした。背中のサポートもなかなか快適なもので、東京近郊に在住ならば、ちょっと面倒でも今井家具店に行って座ってみて、納得出来るのならばかなりお得な買い物になるのではないかと思います。笑っちゃうくらい在庫があったので、さすがにすぐに品切れすることもないのではないかと思います。

あと、たとえばもうちょっとお金を出して良いのならスチールケースのプロテジェチェアの中古も射程距離です。

Amazonで1万円以下の椅子を買う前に、時間がとれるのならばこれらの椅子もちょっとだけ試して欲しいと思います。中古の椅子を買うときは、状態を確認するためにも現物の試座を行うのが必要なので現地まで行くのが面倒ですが、その価値はあります。

[追記] 上で紹介したオカムラ ナビオチェアの中古 9800円ですが、売れ切れそうな勢いです。最初は100台近くあったのに、、、