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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

15個の最新テクノロジーにマジレスしてみる 後半

上のエントリーである「15個の最新テクノロジーにマジレスしてみる 前半 - Future Insight」からの続きです。以下のエントリーの各技術に対してマジレスしてみようという企画です。

8. Googleの提供するデスクトップ向けOS

これはどうでしょうね。Googleにとって、OSからの呪縛を解放するのがWebの役割なのでGoogle ChromeがWindows、Android以外のプラットフォームに移植されさえすれば、だいたいやりたいことは果たしてしまうのではないでしょうか。デスクトップOSのシェアを手に入れるという茨の道を歩むよりも、携帯向けOSであるAndroidをNo.1にする方がGoogleとして得るものはおおきいのではないかと思います。まぁ、リリースされたとしてもUbuntuをGoogle向けに改造したという内部用Linuxディストリビューションが公開されるだけなんじゃないかと。このトピックに関してはそんなに革新的なものはでてこないと思います。Androidの方が、ずっと重要でしょう。

9. ジェスチャーベースのリモートコントロールシステム

CETEC2008でいろいろ出てましたね、ジェスチャー認識。たぶんPCに搭載されることはないと思います。マウスとキーボードほどの使い勝手が実現できるとは思えないので。ただ、マウスとキーボードというインターフェースを備えていない液晶テレビなどには搭載される可能性が若干あるかと。でも、今の液晶テレビって、コストを切りつめるだけ切りつめてるので、そんなジェスチャー認識を行えるような処理の余裕ってないんですよね。ということはジェスチャー認識を導入するためには、ある程度値段を上げざるを得ない。ただ、ジェスチャー認識がそれほどキラーコンテンツになるわけもないので、ジェスチャー認識を導入した液晶テレビが売れることもなく、結局ほとんど普及することはないんじゃないかと予想してます。

10. 双方向配信プラットフォーム「tru2way」の出現によるテレビビジネスの単純化

アメリカではCATVが普及しているからなー。こういうオープンなプラットフォームが出てくれば、それ以外を採用すると著しく競争力が下がるので、向こうの標準はこの「tru2way」ってやつになっていくんだと思います。日本の地デジよりも良さそうな規格なのでうらやましい限りです。

11. デジタル著作権管理(DRM)の終焉

DRMに関しては半年ほど前にこのエントリーを書きました。

上のエントリーでも結論書きましたが、音楽、低解像度動画のDRMは撤廃の方向に、高解像度動画のDRMはより厳しい方向にシフトしていくと思います。特にアニメ業界ではBDの売り上げがDVDとほぼ並んだというレポートもあり、アニメオタクblogの間でもDVD買っても地デジよりも画質悪いんだからしょうがないよね、という意見が多々見受けられます。

10万枚の売り上げ構成は、BDビデオが45,000枚、DVDビデオが55,000枚。同社はこの実績について、「BDのハードが普及中の現状にも関わらず、売上数の約半数をBDが占めたことで、高精細なアニメーションをより良い画質と音質で楽しみたいというアニメーションファンの顕著な傾向が現れた」と分析。3DCGを使った戦闘シーンが魅力であることから「アニメファンのみならず航空機ファンからも支持され、より高精細な映像が楽しめるBDの特性とマッチし、BDの大ヒットに繋がった」という。

この美味しいビジネスを崩壊させるわけにはいかないので、高解像度動画のDRMは死守されるはずです。なので終焉ということではなく、守るべきコンテンツの選別が進むという方向が正しいのではないかと思います。

12. あらゆる携帯電話があらゆる通信キャリアで自由に利用できるようになる

SIMロック解除で実質すでに実現できていることだからなー。日本で実現するかと言われると、ちょっとビジネス的な判断が必要になるのでわかりません。

13. タッチパネルやマルチタッチといったタッチ方式のインターフェース

昔はマルチタッチのデバイスは良いお値段したのですが、今は随分安くなったようですね。iPhone、iPod touchが一番難しいユーザの教育部分を華麗に行ってくれたので、マルチタッチ化は進むと思います。普及してから、いろいろ新しい操作方法が誕生しそうです。

14. 携帯電話が紙幣の代わりに

つ「おサイフケータイ」

15. 高品質のGPS対応サービス

ここに書かれていることって、出会い系以外はすべてezナビウォークが実現できていることなんですよね。そう考えるとezナビウォークが如何に優れたサービスかがわかるというもの。まさしくガラパゴスの本領発揮ですね。

まとめ

こうやって眺めてみると、後半はすでに日本で導入済みの技術やサービスが多かったです。なので、たぶんこれらの技術はほとんど日本人の生活を変えることはないと思います。こういう企画をやると15個も新技術のネタをひろってくるのはとても大変だと思います。難しすぎると、読者に理解されないわけですし。

そんなわけで、この企画自体もあまりおもしろい企画になりませんでしたが、まぁ、暇な時にでも読んでいただけると幸いです。