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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

動画違法ダウンロードの影響で韓国からワーナーブラザーズが撤退

今日、ワーナーブラザーズが韓国のDVD販売業務から撤退するというニュースがありました。

韓国のDVD市場は崩壊しつつある。政府支援団体である映画振興委員会(KOFIC)によると、市場規模が2002年の7730億ウォンから、2007年には3280億ウォン(2億4660万ドル)まで縮小した。
韓国での動きは、著作権侵害の阻止で苦戦している、ほかの市場への警告となるだろう。韓国ではブロードバンドのインターネットにアクセスできる世帯が 94%に達しているが、「知的財産権への基本的な認識が極めて低い」とKOFICの国内サポートチームのキム・テヒョン氏は言う。このニュースは韓国メディアが10日伝えた。

市場規模自体が250億円ですから撤退しない理由もないかと思います。市場規模250億円ってこんにゃくゼリーの売り上げが100億円ですから、こんにゃくゼリーの2倍くらいしか市場が存在しないわけです。僕の知る限り、かなり前から韓国ではDVD販売は商売にならず、200円程度の少額のサブスクリプション形式または月額1000円くらいを払うと新作も含めて動画が見放題になるというサービスが現在は主流になっています。J-CASTの以下のニュースによると、"韓国国民のうち、およそ2人に1人が、週に1本のペースで映画を違法ダウンロードしている"とのことなので、僕の動画を見る本数よりも多くの動画がダウンロードされていることになります。

一度違法ダウンロードが普及してしまうと、プロバイダ側でP2Pのトラフィックなどを遮断するなど根本的な解決を取らない限り解決は難しいと思います。というか、一度無料で手には入ることがわかったものに対してはお金を払わなくなるので、正直韓国でDVD販売が復活することはなさそうです。

現在開発中のcoRocketsでも気になっているのがこの違法ダウンロードの部分です。coRocketsではYouTubeの動画をGoogleが公開するDLNAサーバであるGoogle Media Serverのように透過的に扱うつもりなのですが、知っての通り以前と比べるとかなり減ったとはいえYouTubeにも著作権侵害コンテンツが掲載されています。正直、こちらではどれが著作権侵害コンテンツが判別できないので、YouTube側でこのあたりはきちんと取り締まってもらうしかないのですが、最新映画の予告編などを配信して、なにかうまいこと正規のコンテンツへの流入を促進出来ないか模索したいと考えたりしてますが、難しい問題です。逆に最近はニコニコ動画の方が取り締まりが厳しいので、透過的に扱えるようにするならニコニコ動画の方が良いのかなと考えたりもしています。(その場合flvからmp4への変換が必要なのでmp4のライセンスの問題が発生しますが)