読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

日経エレクトロニクス 創刊1000号がSONYと任天堂の両経営者のロングインタビューな件について

僕が毎週読む雑誌といえば、「日経エレクトロニクス」と「Newsweek」なのですが、今週の日経エレクトロニクスの内容がなかなか充実していました。中でもSONYと任天堂の両経営者のロングインタビューがおもしろかったので紹介しておこうと思います。

SONY ストリンガーCEO ロングインタビュー

SONYの今回の改革については以下のエントリーでチラッと書きました。

このインタビューは今回の変革に対するストリンガーCEOの回答と読めるかと思います。このインタビューの面白いのは本人の写真がやたらあること。見開きの写真が2枚に普通の写真が3枚ですから、計5枚ほどあります。気になった言葉を紹介。

ソニーもオープン技術を軽視していました。独自の著作権管理方式「OpenMG」を採用した音楽配信サービス「CONNECT」で失敗しました。当時は顧客もダウンロードも管理できるので、オープン技術を使うより利益が大きくなると考えていました。しかし、このことはソニーと契約したWebサイト以外から顧客は音楽をダウロードできないという問題をつくってしまった。当時からオープン技術を採用していれば米Apple Inc.に買っていたのに、、、と、今でも思います。

iPodは一種の奇跡でしたからね。勝つというのは難しいかもしれません。ただ、AppleもDRMフリーに切り替えており、Amazonも最初からDRMフリーですから、もうDRMを使って勝負ということはできないですね。あと、ストリンガーCEOのインタビューを読むと、いつもSONY創業者盛田氏の言葉が引用されます。外国人が日本の巨大企業のCEOをやるときの大変さを感じます。

任天堂 岩田社長 ロングインタビュー

こちらを目当てに今週の日経エレクトロニクスを買った人も多いのではないかと思います。岩田社長のインタビューもこれまでたくさん読んできたのですが、いつも思うのは岩田社長がものすごく頭の切れる人だということです。日本の会社では、ホンダのようにエンジニアが社長になるという伝統を持つ会社は多いのですが、社長が伝説のエンジニアかつ一番頭が切れるというのはなかなか珍しいのではないかと思います。このインタビューもおもしろいくらい写真が多いです(笑)気になった言葉をいくつか紹介。

私も一人の技術者の端くれとして、個人的には多機能・高性能な製品が大好きです。一方で妙に冷めた目もあり、自分の親の世代や技術に詳しくない人がこれを使えるのかということも同時に考えます。

宮本(宮本茂さんですね)とSDメモリカード・スロットについて議論したときは、最後に宮本が「お客さんに、スロットが付いていてよかったと言わせてみせる」と保証したのです。それなら付けましょうという感じでした。

このSDメモリカード・スロットが今週のGDCでのWii 4.0の機能につながったわけですから、さすが宮本さんというところです。本当にこのSDメモリカード・スロットがなかったらと思うとゾッとしますね。たぶん拡張メモリを別個提供するわけになったわけですから。

まとめ

しかしこの両経営者のロングインタビューを持ってきた編集はえらいですね。二つを比較して読んでいろいろ見えなかった部分が見えてきました。このあたりは今度、時間を見つけてまとめていきたいと思います。