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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

グラビアアイドルにも働く市場原理

連続してグラビアアイドルネタでほんとうすいません。ただ、これはどうしても書いておこうと思いまして。グラビアアイドルである辰巳奈都子さんのインタビュー記事なんですが。

今はグラビア(アイドル)が売れないって言われていますけど、その原因のひとつは、グラビアアイドルから男の人の匂いがするからだと私は思うんです。インタビューのコメントにも気をつけなきゃいけないし、ブログも絶対素が出ますからね。「○○でゴハン食べました」って書いてあっても、絶対にその仕事(収入)で、そんな高級な場所に行けないでしょ! って思うじゃないですか(笑)。私たちのレベルだったらファミレスぐらいでしょ、って。

ここの部分とかおもしろいですね。グラビアアイドルが自分なりに考えたプロデュース論を聞く機会は実はそこまで多くありません。ほしのあきさんや優木まおみさんは良くいろいろ語ってますが。んで、何事もそうなのですが、外から見ないとわからない部分と中から見ないとわからない部分があります。で、上の部分などはその典型なのですが、「グラビアアイドルが売れないのは男の匂いがするから」というのは的はずれだと思うんですよね。

グラビアアイドルの価値もまた市場価値で決まる

簡単に言ってしまうとグラビアアイドルの価値っていうのも市場原理で決まるんです。つまり、男性から見てこの子は水着を見せてくれないだろうな、っていう子ほど需要が大きい。よって、男の匂いがしていようが、していまいが、この子は普通に考えたら水着を見せてくれないタイプの子だよなっていう部分をプロデュースし続けることが長期的な価値を決める部分なんです。なので、例えば誰かの彼氏になってしまっても、その彼氏をうまく使うようなプロデュースが可能であるなら全く問題ないわけです。
例えば、上のインタビューの例であがっている安田美沙子さんなどはその価値を保っている典型例です。なかなかああいう京都弁を話すおっとりタイプの女の子が水着を見せてくれる例は少ない。普通の人に取っては皆無と言って良い。なので、需要は極めて高い訳です。佐々木希さんにしてもその典型例です。現役PINKYモデルが水着を見せてくれるケースなんて世の中そうはないでしょう。よって、こちらも需要が極めて高い。


しかしながら、そのような付加価値の高いメタデータが無くなると途端にグラビアアイドルとしての価値は薄れる。だって、普通の女の子の水着なら見る機会はそこそこあるわけですから。この点が、グラビアアイドルを職業として長く続けることを難しくさせているのではないかと思います。レアであること自体が最大の付加価値であり、コモディティ化は最も恐れなければいけない部分な訳ですから。
また、この理由により長期間ある程度グラビアアイドルとして露出があった子が、いきなり売れ出すという例も少ない。売れるパターンはほとんど新人として登場して知名度が段階的に上昇しトップグラビアアイドルというパターンです。ある程度売れたらステップアップしてしまうのも、今自分が売りに出来るモノが長期間維持できるかどうかで判断すべき点でしょう。その点で、ほしのあきさんなどはとても特殊な例で、オンリーワンのキャラクターになってしまっているので、長期間安定して続けていられるわけです。
そんなわけで、悲しいことですがグラビアアイドルにも冷酷な市場原理が存在します。ほとんどのグラビアアイドルの人気はこの理論で説明がつくのではないかと思います。こういう部分はどこの業界も同様に厳しいなと思いました。