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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

けいおん!のBDの売り上げがDVDの販売本数の4倍になっているという話

1年ほどの前のエントリーで映像に関しては高画質は可能な限り強いDRMを、低画質は基本的にはDRMフリーかサブスクリプションベースに移行していくだろうな、という話を書きました。

もうこのあたりコンテンツ業界では確定事項で、みんなアナログキャプチャーされたら同じ程度の画質が取得できてしまうDVDで利益を上げることはあまり期待しておらず、多くの映画会社は早くBDに移行したくて仕方がないはずです。ただ、多くの人がDVDの地デジに劣る画質で満足しているのも事実で、BDはDVDのように圧倒的に普及することはなく、映像にコダワリのある人の嗜好品的な位置づけになるだろうなという感触はありました。なので、BDのレンタルがスタートしても、それはDVDの市場を食うわけではなく、あくまでBDにして価値のある作品をBD化すれば良いだけの話であり、今後もDVDとBDはある程度共存していくと考えています。
さて、その映像コンテンツにお金を払っても良いと考えている方々が、どのくらいのスピードでBDに移行するかというのがとても大事なポイントです。
去年のニュースですとマクロスFの第一巻でBDの売り上げは累計で4.5万枚、DVDの売り上げが5.5万枚だったので、ほぼ半々という感じでした。

10万枚の売り上げ構成は、BDビデオが45,000枚、DVDビデオが55,000枚。同社はこの実績について、「BDのハードが普及中の現状にも関わらず、売上数の約半数をBDが占めたことで、高精細なアニメーションをより良い画質と音質で楽しみたいというアニメーションファンの顕著な傾向が現れた」と分析。3DCGを使った戦闘シーンが魅力であることから「アニメファンのみならず航空機ファンからも支持され、より高精細な映像が楽しめるBDの特性とマッチし、BDの大ヒットに繋がった」という。

この、BDがどのくらいのスピードでDVDの市場を奪うかという話はいつも注目しているのですが、劇場版というお祭り的なコンテンツではなく、ほぼ全話購入確定のアニメでBDの販売本数がDVDの4倍になっているという以下のニュースは結構エポックメイキングな出来事なのではないかと思います。

5日発表されたオリコン週間ブルーレイディスク(BD)ランキング(8月10日付)によると、アニメ「けいおん!」1巻のブルーレイディスクが約3万3000枚を売り上げ、1位になった。08年7月に発売された「マクロスF(フロンティア)」の約2万2000枚を上回るテレビアニメ史上最高の売り上げで、総合でも映画「ダークナイト」の約2万9000枚を上回り、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の約4万9000枚に次ぐ史上2番目の記録。<中略>
「けいおん!」のDVD版は、約8000枚を売り上げ7位にランクインしている。

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おすすめ平均
stars語り尽くされた感がありますが。。。
starsとても高画質かも
stars画質が美しい
stars下の方の言っているように…
starsつまらんとか言ってる人乙です

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けいおんのような評価の高かったアニメで、BDの売り上げがDVDの4倍になったあたり、もうアニメ作品を買い支える層のBDへの移行も完了したと考えていいでしょう。やはりBDのそう簡単にはリッピングできないという特性はコレクターの付加価値という点では非常にポイントだと思います。今後も定期的にチェックしていきたいところです。