昨日の飲み会で東のエデンの話になりました。東のエデンというのは半年ほど前フジテレビで深夜に放送されたアニメです。
セレソン携帯という何でも願いを叶えてくれるジュイスというコンシェルジェ機能を持った携帯で、その携帯を拾った主人公が日本を救うという話。そのアニメに登場するAR技術も含めて、ディテールが自分好みで何度も録画したアニメを見てしまいました。
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東のエデンネタで妄想
そんな訳で、だれしもが考えるだろう自分だったらなにするかなーっていうのを考えてみました。まず、前提としてセレソン携帯のコンシェルシェ機能が何が得意で何が不得意なのかを以下のページを参考に考えてみます。
上の履歴をみるに国家権力に働きかけることのお金は大分安く済むようです。「首相に「ギャフン」言わせる」というどのようなルートを使えばいいのかわからない作業が60円程度で行われています。あと調査系はのきなみ低価格です。何か知りたいことがあったらかなり低価格で調査してもらえるようです。また、ハッキングなどによるデータ改ざん系が非常に得意ですね。外部ネットワークにつながっていないと思われる自衛隊のデータを書き換えていますから、ある程度それらのデータ改ざん系に特化して最適化されている可能性があります。逆に市場原理に働きかける場合、ほぼ実費で請求されているようです。ホテルの買収が15億円、ショッピングモールも9億円ですから。あと、これはあまり関係ないですが。以下のブログ読んで、亀井静香氏のやろうとしていることがリアルセレソン携帯っぽいなーと思いました。
陰謀論として秀逸です。
僕なら日立を解体する
で、もし、僕がセレソン携帯を手に入れたら何をするかですが。僕が試してみたいなー、と考えていることは日本の大きくなりすぎた企業を総力戦の可能なサイズに分割して、プロジェクトベースの運用を可能にしたときに日本の企業は本当に世界に勝負できるのかを試してみたい。それはつまりGoogleのようなオープンソース的開発携帯を備えた企業形態をソフトウェアだけでなく、日立のようなほぼ全ての産業をカバーしている企業に強制的に注入したときに本当に日本企業は自己組織的に革新を起こせるかを見てみたいです。
ある程度の規模があればどの企業でも良いのですが、最初は日立とかがいいかもしれない。その資金や人材、工場などをがらがらぽんでいったん解体し、総力戦を行えるサイズの企業に組みなおす。さらに市場に溢れた人材を活用するバンクを作成し、プロジェクトドリブンでチーム、組織、会社が作れるようにし、そこにノーリスクの金を流し込む。そこから何か自発的に面白いものがでてくるのか、結局なにも生み出せないのかを実験してみたいな、と朝コーヒーを飲みながら妄想しました(ただの妄想なので日立の人は気を悪くしないでくださいね)。
なんか結局他人から何かをやらせるんじゃなく、むちゃくちゃできる舞台を用意するっていうのがおもしろいと思うんですよね、日本では。