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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

デバイスに付属するアプリケーションプラットホームの現状

今週読んだエントリーの中では、ダントツで以下のエントリーがおもしろかったです。

とくにポールグレアムのエッセイの以下の部分は非常に考えさせられました。

このサイクルを打ち壊せるものはあるだろうか? 今までのところ、そんなデバイスはなさそうだ。PalmとRIMはダメ。唯一のまともなライバルはAndroid。だがAndroidは孤児だ。アップルがiPhoneを本当に大事にしているようには、GoogleはAndroidを大事にしていない。Googleが検索を大事にするのと同じくらい、アップルはiPhoneを大事にしている。

大事にすればするほど、開発者が離れていくというのが新たな視点でした。

上の記事とはあんまり関係ないのですが、おおざっぱな理解で現状のアプリケーションプラットフォームをまとめると以下のようになるかと思います。数字はかなり適当なので、間違いあったら読み流してください。アプリが販売可能なものにしぼって眺めてみます。

プラットフォーム対応表
プラットフォーム名 メインコミュニティ プラットフォームの規模 参入条件 特徴
iPhone、iPod Touch MacOSX、XCode 5000万台 個人、法人問わず、費用はMac+登録料1万円、Appleのレビューあり アプリがだんとつで多い、現在9万アプリ
Android Java、組み込み系、Eclipse 不明だが1000万台くらい? 個人、法人問わず、費用は25ドル、特にレビューはなし 今後いろいろなデバイスに展開される可能性が高い
XBOX360 Windows、PCアプリ、Visual Studio+XNA Framework(現役最強) 3500万台くらい 個人、法人は問わず。販売まで持っていくのに、かなり厳しいコミュニティレビューあり アプリ開発が非常に行いやすい
PS3、PSP 独自プラットフォーム PSP 5000万台、PS3 2500万台くらい 法人only ハードウェアが独自路線
Wii、DS 独自プラットフォーム Wii 6500万台、DS 一億台くらい 法人only 任天堂以外のアプリはあんまりうれない
参考URLリスト

これにmixiアプリ、Facebookアプリなどを絡めてくると、だいぶ現状のアプリケーションプラットフォーム事情が見えてくる気がします。

以下、感じたことをつらつらと。

  • 現状個人で開発するならiPhoneが良さそう。ただ、過当競争に勝ち抜く戦略は必要。
  • Androidが普及してきたら、Java系プログラマが参入しやすいプラットフォームというのが地味に効いてきそう。
  • マイクロソフトがまともな携帯デバイスプラットフォームを作ることができなかったことがかなりマイナスポイントになってる。
  • 今後ゲーム機業界がどういう方向に舵を切るかがポイントになりそう。
  • Flashがこのデバイスプラットフォームに今後クロスで入ってきた場合、おいしいところをとれるのか。
  • データとして公表されていないけど、実際の稼働台数を調べたら、だいぶ変化がありそう。
  • 参入障壁のしっかりしているDS、PSPあたりでで一山当てるのが法人は王道っぽい。