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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

「iPadの成功を誰一人予測できなかった件」について

以下のTechCrunchの記事だが面白かった。

英語記事は「Apple’s iPad Business Now Bigger Than MacBook Business. Next Up: Entire Mac Business」なのでかなり煽り気味。

例えばNintendo DSは初年度はまだその人気に火がついてなかったはいえ、初年度が500万台、次の年がおよそ1400万台、PSPは初年度が時期的な問題もあり300万台、次の年がこちらも1400万台なので、今回のiPadを初年度で1500万台売ったということがどれくらいすごいかわかる。

普通、新デバイスを投入するときに一番の問題となるのは、ローンチ時の対応ソフトの少なさである。しかし、iPadはiPhoneアプリをそのまま利用できる強みを最大限に活かして、この問題をローンチ前半でうまくやり過ごした。ある程度、アプリが出揃えばアップル得意のマーケティング戦略の出番である。

僕がiPadがうまいと思ったのは、そのデバイスへの市場の馴染ませ方だ。普通、デバイスは「こういうことが出来ます」「こんな特色があります」などといったことをアピールしてデバイスを売る。しかし、iPadを買ったユーザの多くは「買ってから考える」という恐ろしい理由でこのデバイスを買っていたように思える。「買ってから考える」というのは、買った後のユーザの満足度が低くなる可能性が高いのだが、案の定iPadを買った後、これをどうやって使ったらいいかわからないという声が多数聞かれた。これを勝手にアップル側から見て「買ってから考えろ」戦略と名付ける。この「買ってから考えろ」戦略は他のメーカも出来ることならやりたいものだが、そのためにはそのデバイス自体に圧倒的な魅力、アピール度、未来感などを必要とするため、実際にそのレベルまでプロダクトを作り込めるメーカーは少ない。

しかし、この「買ってから考えろ」戦略はAppleの一年に一回大幅にモデルチェンジを行う、というサイクルと非常に相性が良い。早くもiPad2の噂が聞こえるが、その噂を聞く人の反応を見る限りこの「買ってから考えろ」戦略にはまる人が多そうである。

というわけで、iPad2はまたもやアップルの「買ってから考えろ」戦略が功を奏して、さらに売れるものの爆発的な伸びはないと考え2000万台近辺と僕は予想するが、どうなることか。案外サックリ3000万台くらい売れたりして。年末が楽しみだ。

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