読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

「閉じこもるインターネット」の補足: パーソナライズとリアルタイムビッティングをごちゃまぜにして議論してはいけない

以下のエントリーで書いたパーソナライズの未来ですが、ちょっと補足する必要があるポイントがあって、パーソナライズとリアルタイムビッティングがごちゃまぜになっているケースが結構ネットで見られました。

by カエレバ
「閉じこもるインターネット」の内容はあまり良くない部分があって、リアルタイムビッティングとパーソナライズがその前半でごちゃまぜに論じられています。あたかもリアルタイムビッティングがGoogleやFacebookの行なっている個人情報に紐付いたパーソナライズの一種のように。
リアルタイムビッティングをあまり詳しくない人も多いと思うので、これはかるく勉強したおいたほうがよいです。確実に広告の未来の形の一つですので。

最近、はてなブックマークの一件でも話題になったマイクロアドもこのリアルタイムビッティングに入稿する側の広告提供者ですが、リアルタイムビッティングに参加する側は「個人情報は絶対にあずかりたくない!」という事情があります。
それは、個人情報を預かってしまうと、個人情報保護法の対象になったり、また、漏洩するリスクを抱えてしまうためです。なので、情報は個人に紐付けた形ではなく、かならずクッキーに保存した逆引き出来ないIDで情報を管理したいと考えています。「閉じこもるインターネット」には、このIDから個人情報を逆引きできる会社があり、9.11のテロ調査の時に活躍したような記述がありますが、これはまぁ、まぁ、たぶんアメリカには本当にあるのでしょうが、例外中の例外と考えてよいでしょう。
というわけで、リアルタイムビッティングとパーソナライズの議論は基本は別に行った方がよいかなーと思います。そして、多くの人がたぶんこの「パーソナライズ」の影響を今後も過小評価してしまうだろうなーと考えていますが、それはまた別のエントリーで書きたいと思います。