なんということのない話なのですが、ひさしぶりに見た高専ロボコンがマイクロソフトがゲーム機であるXBOX 360向けに発売しているKinect活用大会みたいになっていました。
仕様
RGBカメラ、深度センサー、マルチアレイマイクロフォン、および専用ソフトウェアを動作させるプロセッサを内蔵したセンサーがあり、プレイヤーの位置、動き、声、顔を認識することができる。これにより、プレイヤーは自分自身の体を使って、直観的にビデオゲームをプレイすることができる。 常にプレイヤーの位置、身長を測定し、最適なプレイができるよう上下の角度の自動調整が行われる。
Kinect対Kinectみたいな対戦も頻繁にあって、状況を把握するためにKinectを利用しないことが圧倒的な不利になっている状況です。そういえば、昔こんな状況をどこかでみたなーと思ったのが、水泳でレーザーレーサーが出現した時ですね。あとときも水泳を競っているのか、メーカーが水着の進化を競っているのかよくわからない部分がありましたが、今回も番組見てて、これはロボットの作成技術も重要なのですが、Kinect活用術みたいな側面も出ていると思いました。もともとKinectが登場し時も、「量産されたからこの値段で出せるけど、実際に研究室とかでKinect相当のものを作ったら試作するだけで何百万円も必要なんですよね」みたいな話があって、そんなデバイスが1万円程度で売っているわけですから、それを活用しないのは損というわけです。
ただ、今からプログラムはじめる人にとってはAndroidとかKinectみたいな、昔の人から見たらほぼオーバーテクノロジーみたいなものが最初から存在するわけで、それを言いだしたら、今のノートパソコンのスペックも10年前のPCを触っている人からみたらオーバーテクノロジーみたいなものだし、たぶんこうやって世代を経ることにスタート地点が変わっていくんだな、という若干おっさんの感想みたいなエントリーでした。
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- go言語の問題解決力: 言語仕様的に穴がないというか完璧というか、将来のサーバーサイドプログラミングはgo言語が大きな地位になっていてもおかしくない気がします。
- A/BテストとXXXの融和: なんとなくまだまだ未完成で、利用用途も限定的なA/Bテストですが、個人的にはこのA/Bテストという概念は将来的に何か違うものと結びついてもっとおもしろいものがでてくるんじゃないかなーと思っています。(参考:A/Bテストがビジネスルールを変えていく(あるいは、ぼくらの人生すらも?) « WIRED.jp)chankoとか未来感非常にあります: https://github.com/cookpad/chanko
- 3Dプリンタの普及: これはみんな言っていることなので、いまさらですが、3Dプリンタがどのようにロボコンに影響与えるか、とか考えるとおもしろいですね。
- 7インチタブレットの高性能化: この前のエントリーでも書きましたが、3年後くらいの7インチタブレットって、今のノートパソコンの性能超えている可能性あると思います。もちろんバッテリーの性能はそんなに伸びないので、フルパワーでずっと稼働できるわけではないのですが、きっとおもしろい用途が出てくると思います。