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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

高城剛とアスリートとしての海外ノマド

ちょっと前のエントリーだけど、一時期パブリックマンとして有名だったelm氏がその総括的なエントリーをあげていた。

以下の部分を見て、この人にとって海外で生活するというのはどういうことなんだろうな、と思った。

特に2012年9月から12月まで滞在したベトナムの生活に、かつてような楽しさがぜんぜんないのに驚いた。かつてはベトナムで本気でビジネスをやるつもりだった。だから必死にベトナムの社会について学ぼうとしていた。ところがネットビジネスで日本人相手に稼ぐだけの商売では、私が物理的に住むベトナムへの関心は乏しくなる。私はベトナム人の友人たちに「なぜあなたはベトナムに住んでいるのか」と聞かれたときに返答できなかった。とても恥ずかしく感じてしまった。

海外ノマドはあくまで方法論であり、結局海外で生活することに自分にとってどういうことなのか、という問いへの考察を推し進めた時に、日本円で稼いだ金で海外で暮らすことに関して何か違和感があったのだとしたら素直な人だなー、と思う。ベトナムが好きだからここで暮らしているというのでいいのにね。
ちょうど、この記述を読んで、何か海外で暮らすということについてモヤモヤした。例えば寒いのが苦手なので冬のない国に行くというのは非常にわかりやすい。ただ、多くの人にとって海外に行くことの理由はそうではないはずだ。過去にこのことをいろんな人に聞いてみたことあったけど、そういえば高城剛はこのあたりをどのように考えていたんだっけ、というのが気になった。
僕はその思考の方向性も含めて結構本気で高城剛が好きで、だいたいの本とメルマガを読んでいるのだけど、今週の高城剛のメルマガで、高城剛がベストパフォーマンスを出すために今取り組んでいることが紹介されていた。

高城剛のメルマガは個人ブログであれば転載OKと明記されているので、簡単に説明すると、

  • 毎年この時期は沖縄で自主トレ
  • 発芽玄米とサプリのみで生活し、合計一日835kカロリーで生活する。逆に基礎代謝と運動で合計1950kカロリーを消費するので、差し引き一日1115kカロリーのマイナス。
  • 一般的には7200kカロリーを消費することによって体脂肪が1kgが減少するので、およそ一週間ほどで体脂肪1kg、体重およそ1.5kgが落ち、ニ週間で3kgほど体重が減る
  • 目標数値に達したら(大抵二週間)、今度は少し落ちてしまった筋力を上げる為に、年に一度のトレーナーと共にウェイトトレーニングを二~三週間だけ行う
  • 毎年この時期にこのようにメンテナンスし、北半球の旅行シーズンである春先から秋に備え、春先になれば、日々、5キロのバックパックと20キロのキャリーバッグを持って世界を回る日々をはじめる

上記を見ればわかりやすいが、追い込み方は全然違うけど、これはオフシーズンに体を作りこむアスリートと同じ考え方だ。そして、高城剛にとって海外ノマドとは、一種のアスリート的な価値観をベースにした自己を高める方法論なのだと思う。これは普通の人には全く参考にならない。だって、普通の人はアスリートとしていきたいとは思っていないので。ただ、その他の生き方自体を探そうとしている人にとってはたまらなく魅力的にも見えるはずだ。
アスリートとしての海外ノマドという、さすが現役最強ノマドというテーマがでてきたわけですが、最近一斉にこのあたりの総括が出始めていて議論が活発なものの総じて結論がぬるめでおもしろみに欠けるので、なんか高城剛クラスの人がもう一人くらい現れるとおもしろいのになー、と思った。高城剛の本として以下がとりあえずわかりやすくておすすめです。

モノを捨てよ世界へ出ようモノを捨てよ世界へ出よう
高城 剛

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