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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

Google創業者インタビューは自分の関連トピックだけでもチェックしたほうが良い

珍しくラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンの二人がインタビューに応じていて、おもしろかったので、トピックを抜粋。

「Googleにとって今後もっとも重要になると考えているのはどんな分野か」と尋ねられてペイジはGoogle Nowを挙げた

まぁ、これは当然だと僕も思う。ユーザーの能動的なアクションを伴わないという一点において、Google Nowは今後もっともスケールする技術である。その一点において、Google Nowは投資に値する。とはいえ、Techcrunch側に掲載されていない、全文書き起こしをチェックすると、その後の会話で、機械学習とAIについて言及していて、ここもかなり興味深い。

SB Look, this is our latest model, right here [gestures at Larry]. See, not perfect yet. But doing pretty well. In the machine learning realm, we have several kinds of efforts going on. There's, for example, the brain project, which is really machine learning focused. It takes input, such as vision. In fact, we've been using it for the self-driving cars. It's been helpful there. It's been helpful for a number of Google services. And then, there's more general intelligence, like the DeepMind acquisition that - in theory - we hope will one day be fully reasoning AI. Obviously, computer scientists have been promising that for decades and not at all delivered. So I think it would be foolish of us to make prognoses about that. But we do have lots of proof points that one can create intelligent things in the world because-- all of us around. Therefore, you should presume that someday, we will be able to make machines that can reason, think and do things better than we can.

ここで重要なポイントは、車の自動操縦などAIによってカバーされる領域というのが今後加速度的に増加していくという点だと思う。

正直、もうAIというのはクラウドコンピューティングによって可能になる計算量抜きでは考えられないので、実際にそれを産業レベルで実現できる可能性がある企業というのは限られている。あと5年くらいで、クラウドコンピューティングのリソースを保持している企業とそうでない企業で信じられないくらいの差が出てくる局面がやってくる。それはヘルス・家庭などの今最もホットな分野でもそうだし、よりトラディッショナルな分野でもそうだと思う。この部分を過小評価すると、そのつけは間違いなく非常に高くつく。ますます機械学習とAIは面白くなる。この点は間違いない。

コンピュータ化が人間の職を奪っているという問題について

もう一点はこちら、コンピュータ化が人間の職を奪っているという話。

世界的なもっと広範囲な失業問題にも結局はこの方法で対処するしかないと私は考えている。つまり労働時間の短縮だ。私はあちこちで多くの人々に「休暇が1週間余計にあったらいいと思う人は手を挙げて」と尋ねてきた。するといつも100%が手を挙げた。秩序だった方法で労働時間を減らすことが、失業問題の解決には有効だと思う。

そういえば、友人の奥様が週休3日ということを提唱していたが、下手に週休3日の理論武装するよりも、秩序だった方法で労働時間を減らすことが今後の社会で重要になるという一点突破の方が筋が通っている気がする。僕は、この件に関しては、どちらかというと、何にお金を払うかの動機付けの方向性を変えるということが重要になってくるのだと思う。

はっきり言ってしまえば、教育費と家賃以外の価格は日本ではそこそこ低い。この2つを何とかすれば、生きていくのに必要なお金は激減する。家賃に関しては、ここ数年ずっと考えて、だいたい方法論が固まり、いくつかブログのエントリーでも書いたけど、次は教育費について考える時期が個人的にはきていると思う。この部分に関しては、まだまだブログに書けるほど知見が固まってないけど、そのうちまとめることができたら良いなー。

Techcrunchでもリンクがはられているが、このインタビューは必読だと思う。全文書き起こしがあり、Google翻訳で翻訳も可能なので、少なくとも自分が関連する分野についてどのようなことを言われているか、それだけでも確認したほうが良い。