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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

一見筋の悪いこと、わざと難しいことをするビジネスモデル

Twitterのタイムラインを眺めていたらフリークアウトCOOの佐藤さんの一連のツイートが非常におもしろかったので紹介。

まとめると、他のプレイヤーが「このルートは無理筋だ」、「これはさすがに難しいだろ」という道筋に対して「これはぎりぎりイケる」と判断して勝負をして優位性を出すことについて。施策として、他の人が「これは無理だろ」と判断している時点で、その判断自体が参入障壁となり、他社と全く違う土俵で勝負できることになる。もちろん、この施策には「そもそもそこに市場がなかった」という結論がつきものだが、すでに見えている市場があったら、それはGoogleとかリクルートとか、いまだと成長領域と探しているGreeとDeNAとか勝負かけたいプレイヤーはいっぱいいるわけで、筋の悪そうな方法をぎりぎりやり切れる判断が重要になってくるだろう、という指摘。

インターネット業界が立っているステージについて

インターネット業界もこのステージに立っていると考えると、結構最近の動きでしっくりくることが多いです。

例えば、SmartNewsが最初に提示したアプリの姿が結局YahooニュースもGunosyも真似をしたわけで、デザインとかマーケティングレイヤーというのは、佐藤さんが仰るとおり差別化要因でははない。ただ、じゃーなんでSmartNewsが今でも良いアプリかというと、文字組や独自のタッチジェスチャーなど一見利益に結びつくかわからない独自の取り組みを続けてきたから。

佐藤さんが例に上げている、NewsPickも、佐々木編集長のような難しいコンテンツ作成の領域をやりきれるだろう人にすべてやらせてみるという部分で勝負をかけている。

こういうビジネスモデルに対する判断って、全然感覚としてわからないのですが、そこにゴールがあるだろうというあたりを付けることができる人がいる。クックパッドを起業した佐野さんの逸話とかを聞くと、よくわからないけど見えている人っているんだなと思いましたが、そういう一種の狂気的な人間として強さとかもあるのでしょうね。また、たまにこういう部分を考え尽くして成功させることが出来る人もいて、こういうのってなかなか言葉になってこないけど、言葉になったタイミングではすでに1年くらい遅れていて、このあたりの感覚を最前線にいる人は1年位まえに気づいて仕掛けていたりするわけです。

GREEやDeNAが今から成功するのが難しい理由

ちょっと抽象的な話になってしまいましたが、マーケットと道筋さえ見えれば、あとはいろんなところからお金と人材かき集めてこれるわけで、逆にいうとそこが見えないと厳しい。

ガラケー時代に隆盛を極めたGREEやDeNAが、現在苦しんでいるので、この要因が大きいように思う。簡単に言うと昔のやり方が通用しなくなっているわけだ。今から成長領域を新たに探すインターネット企業にとっては、以下のGREEの株主総会の質問みても、難しい局面なのだろうな、と思うけど、だからこそ能力ある人材にとっては面白い局面に入ってきているとかんがえることもできるでしょうね。

質問 成長戦略はどうなっているか。 回答 もともとは、ガラケーのゲーム。しかし、今はスマホ。変化を迫られた。業態転換が必要。まずスマホのゲームで利益を出すことが必要。ある程度の利益は確保。ネイティブゲームが重要。海外では、次々に開発。300人態勢。国内でも1000人規模でやる。やるべきことはやっている。