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FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

「小説家になろう」の初心者向け楽しみ方をまとめてみる

今、「小説家になろう」というライトノベル投稿サイトが人気らしい。というか、「月間ページビュー(PV)は約9億5000万」ということなので、かなりのものだ。

僕も「小説家になろう」を楽しんでいる。もともとDSさんが日記で紹介しており、また複数人からおもしろいという話を別途聞いていて、興味をもったのが発端だったのだが、いろいろ試し読みしてみて、たしかになかなかおもしろかった。4ヶ月ほど利用していて、楽しみ方がだいぶわかったので、紹介してみようと思う。

読む準備をする

「小説家になろう」はWebサイトでもAutoPagerizeなどの無制限スクロール型アドオンを利用していればかなり快適に読むことができる。

スマートフォンで読む場合はブラウザではなく、以下の小説家になろう向けTXTビューアアプリを利用している。

ラノベル

ラノベル

  • Masanori Mikawa
  • ブック
  • 無料

縦フリックと横フリックとダブルタップを利用するという結構使い方がマニアックなアプリなので、最初にアプリ内にある「使い方」を読んだほうがよい。このアプリは小説メニューの「更新」のページで、リストを下に引っ張ると更新された更新日別に並べてくれる機能があるので便利だ(この機能も最初は気づかなかった)。あと、スマートフォンのブラウザで利用するとAutoPagerizeが利用できないが、このアプリだと、順次読み込んでくれる。というわけで、PCだとブラウザで全く問題ないが、スマートフォンで読む場合はアプリの方が便利っぽい。

自分の好きなジャンルを探す

小説家になろうでは小説はあるフォーマット(テンプレ)に即して作られている。それぞれみんな食べ物や女の子の好みが違うように、このテンプレにもそこそこ種類があり、また楽しみ方としては自分のすきなフォーマットを早く見つけるのが近道なのではないかと思う。その小説がどのようなテンプレなのかは、小説のページの概要に書かれており、ぱらぱらと見ればそこそこ感覚がつかめるのではないかと思う。

結構、このテンプレというのは、ライトノベルのそこそこ長い歴史の中で収束してきたものなので、このフォーマットで書くと結構おもしろく仕上がる。このあたりの機微はなんとなくミステリーに似ている。ただ、あまりにもフォーマット通りだとおもしろくないので、そこに何らかのスパイスを入れる必要があるのだが、そこがポイントで、面白い小説は結構この辺りをうまくまとめている。最近、僕がおもしろいなと思ったのが以下の3つのテンプレだ。

制限があるが、制限が開放されたら強い主人公

「小説家になろう」は読んでいると、主人公無敵系が非常に多いのだが、主人公無敵系は結構すぐあきる。というか、最終的に主人公が勝つことがわかっているので、話を進めるとすぐに主人公の強さがインフレになってしまうのだ。主人公の強さがインフレしてもおもしろいとなると、これは圧倒的なストーリーテリングの能力が重要で、なかなかそこまで達しない作品も多い。逆に主人公は強いのだが、制限を抱えており、基本は仲間が頑張るのだが、最後で主人公が美味しいところをもっていくような作りの小説はこのあたりのインフレを防ぐ構造になっているのでおもしろい。そんなタイプの小説で、僕が面白い(まだ連載しているので現在進行形)と思ったのは以下の2つだった。

「賢者の剣」の物語はたんたんと話が進むのだが、小説の構造自体が面白く、また恋愛要素がゼロなソリッドな感じが良い。今更新が楽しみな小説だ。

恋愛ゲームの女の子の悪役・主人公に転生してなんとかバッドエンドを防ぐもの

「恋愛ゲームの女の子の悪役・主人公に転生してなんとかバッドエンドを防ぐもの」というテンプレがある。僕も最初見た時は、こんな分野があるのかと驚いたのだが、読んでみるとこのテンプレは非常に優れていると感じた。まず、主人公だけ結末を知っているのだが、それを完璧に話すことはできないので、なんとかストーリーをいじってバッドエンドを防ぐ必要がある。この努力により、ストーリーが改変されると、今度はストーリーから外れたことで次々と知らないことが起きる。うまい人はこのあたりの疾走感が非常に優れており、かなり読ませるものになる。この分野で僕が面白いと思ったものは以下の2つ。なお、小説家になろうのジャンル分けでは「恋愛」に入っていることが多いのだが、もしかしたら女子向けライトノベルのテンプレなのかもしれない。

「転生王女は今日も旗を叩き折る。」はなんというかゲーム本編ではすごく残念な感じだった登場人物が残念になる前に更正させるというポイントがおもしろい。

転生した主人公が弱小国家の王になって覇権をめざすもの

最後は戦記もの。このテンプレは転生系の一種なのだと思うが、戦記モノは主人公が王様になるので、単騎で俺強いをするにも多方面作戦に対応できないなどの物理的な限界があり、いろいろ工夫をする必要があるので、結構おもしろい話になることが多いように思う。小説家になろうのジャンル分けでは「戦記」にはいっていることが多く、おそらく人気のある分野なのだろうと思う。この分野で僕が面白いと思ったものは以下の2つ。この2つはどちらもかなり好きです。

更新チェック

そんなわけで面白いと思う小説を発見したら、更新がないか定期的にチェックすることになる。ブラウザ側の機能でもよいし、アプリ側の機能でも良いと思うが、更新ページは連載スタート直後は多いが、連載が進むとだいたい1週間に1回くらいになってくるので、そんなにマメにチェックしなくてもよい。アプリだと更新チェックの手間はスマートフォンがあればそれで済むので、暇なときに一度チェックするくらいでもOKだと思う。

たまにジャンル別週間・月間ランキングを覗いて面白そうな小説がリリースされていないかをチェックする

自分のお気に入りの小説を見つけて更新をチェックするだけでもだいぶ楽しめるが、以下のジャンル別ランキングを覗いて自分のすきそうなテンプレで新作が出ていないかをチェックするのも良い。

どうして週間・月間ランキングが良いかというと、4半期ランキングだとすでにおもしろいとわかっているものが上位にきているので、なかなか新作を発見しづらい。日間ランキングはまだ更新周期が定まってないものがおおく、結構最初の10話くらいを書いて満足して続きがでなくなる作品が多いので、その中間として週間・月間ランキングが優れているように思う。

ジャンル別が良いと思うのは、上に書いたとおり、自分のすきなテンプレを発見しやすいから。あと、単純に総合ランキングより情報量が多い。そんなわけで、たまにランキングをのぞいてみてもおもしろいと思う。

まとめ

そんなわけでここ4ヶ月くらい使ってみた自分なりの「小説家になろう」の楽しみ方を書いてみました。といってもライトノベルに全く興味ない人には向かないけど、すくなくともアニメをチェックしている人なら楽しめる作品が多いのではないかと思う。