合宿が終わったところで、この一年で自分がやるべきことについて考えた。
一つはecell3を世界最高の細胞シミュレーションソフトウエアにするために、できる限りお手伝いをすること。
もう一つは自分が修士にこれをやったといえる研究を行うこと。そして、できたらそれを世界の人に知ってもらうためがんばって論文として投稿することだ。
この二つを自分のできる範囲でがんばろうと思う。
俺は常々ソフトウエア開発というものは過去の人々の偉大な仕事に支えられていると思う。そして、できれば自分もその中の一人でありたい。そのためにはどんなに小さな分野でもいいからとにかく世界最高のものを作らなければならない。ソフトウエア開発の世界ではとにかくどんな部分でもいいので世界最高であることがあれば、それはどんな形であれ未来につながっていく。そのために、研究にできることは研究で、バイトでできるところはバイトでとにかくどんな形でもいいので貢献して行きたいと思う。
あと、研究ではできるだけおもしろいシステムをとびっきりのスキルで実装してみたい。すでにKには話したが、原案はできているので、それを実装するだけだ。
とにかく、両親が許してくれた修士2年間を自分の納得できる形で終わらせようと思う。