FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

7/15

今日で、研究発表も終わり、今学期はあとはレポートのみで終了。それは月曜日を使ってゆっくり書くつもり。なんとか論文として7月中に投稿したかったけど、Sさんからいろいろ指摘されたこともあり、もうちょっとがんばるところはあるかもしれない。でも、今自分のやっている研究は、将来システムバイオロジーではないが、バイオエンジニアリングの分野で絶対に役に立つ自信があり、自己満足ではないところが結構気に入っている。こんな機会を持つことは一生ないと思うので、大学院にいけたことはやはり有意義であり、自分を成長させてくれた。

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そういえば、アスペクトの粉塵の被害が今になってやっと深刻に受け止められている。こういう、潜伏に10年以上かかるものは本当に怖い。タバコも吸っている本人は、それが平均寿命を7歳下げ、生涯治療費を500万円以上押上げていることを知っているのかな。

俺、本人は今後もタバコを吸うことはないだろうなー。そもそも、父親が俺が生まれた時にタバコを止めてくれたのに、俺が吸うっていうのもないね。

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今日はケーキ2個(白桃のショートケーキ、カシスケーキ)に白桃2個というはっちゃけっぷり。

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たまに思うこと。これから、技術はどういう方向にいくのか。量子コンピュータなんてものが実現して、よのなかの全てのアルゴリズムがひっくり返ることなんてのは遠い未来で、とりあえずこの5年くらいで争点になりそうな情報技術を考えてみる。たぶん、セキュリティとデータマイニングがキーワードになってくると思う。

セキュリティでは、今後、情報に対する署名の重要性が大きくなってくると思う。RSAによって実現されたセキュアな通信は情報通信技術において、もっとも大きな発明の一つだが、情報に対する署名、改変をされたりしたら消滅したり、一度readされたら消滅するようなことを簡単に設定できる情報の形式というものが提案されているいくと思う。

データマイニングはGoogleが全文一致という力技を用いて、それを推し進めるだろう。WEB2.0もGoogleが今のまま拡大しつづけるとしたら、マニアックな人しか使用しないものになっているかもしれない。それほどGoogleの拡大は早く、強力だ。Google MapとGoogle Localのサービスは住所全文一致という恐るべき手法によって実装されている。さすがにこれは大技すぎるだろ。
データマイニングのために重要なOSの進化はもうすでにMSの手によって止まってしまっている。顧客満足度重視の大企業として利益を最大化するということにおいて今のMSは最強だけど、技術者にとっては、もっとOSをちゃんと作れよと感じる。これは補足。

社会的には情報価値という概念もさらに重要になるべきだろう。特に日本においては、現在ネット上では黙している識者や真の技術者が情報を発信可能な、信頼性の高い社会的なシステムが必要だと思う。ソーシャルブックマークはその点で、その可能性があるが、情報のマーケットというかたちでコラムなどが評価されるようになるシステム(はてなアイデアじゃないけど)が今後生まれるのかは全然わからない。とりあえず、社会性と経済性の両立が重要であることは間違いないと思うけど。