最新デザインより、5年くらい前の定番になりつつある少しだけ淘汰にさらされた後のデザインが好きだ。がんばらなくてもいいけど、ちょっとだけまだ新しい要素が多くて、つかっていて安心する。特になんか詳しいわけではないのだが、結構そういうプロダクトは好きで見ているだけどハッピーになってくる。
で、ちょっときになっているのが、コンスタンチン・グルチッチのMAYDAYという日本フロスから発売されている照明。
コンスタンチン・グルチッチは自分でこのMAYDAYを自分のお気に入りのプロダクトにあげています。吊るしても使えるし、置いてもつかえる。なにより安いというのが重要です。たぶん5万円だしたら、結構それなりのものって簡単にできると思うんだけど、なかなかデザイナーが一万円をきるものを作るのって難しいとおもうんですよ。数はもともとさばけないわけだし。それを考えたら、結構すごいなって普通に思う。
って、思って、調べてみたら2001年に「Mayday」がニューヨーク近代美術館(MOMA)の永久コレクションに選定されてました。そりゃそうだ、この完成度だもん。
〓〓〓〓
そういえば、いまさらながら無印良品の壁掛け式CDプレイヤーがほしい。
2000年度に発表されている、まぁ、言うならばもうちょっと古ぼけたデザインなのだが、はじめ見た時は気にならなかったけど、最近気になっている。ちょうどこの時期は深澤直人が無印の製品を管轄していた時期だけど、今のデザインチームの作品もなかなかいいけど、この時期の作品も良い。
そういえば、上のコンスタンチン・グルチッチも無印に製品を提供してたなー。どんなやつだったっけなー。