いつものようにとりあえずはてなブックマークで注目のエントリーをみてたらこんな記事が。
PS3でMac OSが動く?--ソニー、CellプロセッサによるTigerサポートを示唆
うん、にわかには信じられないが、たぶん動かすことはそんなに難しいことじゃないんじゃないかなと思う。Intelの時の移植といい、げんざいのOSXのコードはずいぶん可搬性が高そうに書かれているようなので、きっと3ヶ月くらい本物のプロフェッショナルな集団が格闘したらあっさり動くんじゃないかしら。
まぁ、たぶんありえるとしたら、PS3ではなく、CELLを搭載したワークステーションが開発されたとき、そのOSとして提供されるってことだろう。だとしたら、悪い話ではない。むしろ願ったりかなったりだ。
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うーん、今日何したっけなー。ぼーっとしてたから覚えてないや。
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最近、ちょっと思うのが俺は会社入ってもblogとか書くのかなーってこと。
とりあえず、PS3やCELLに関することはかけなくなってしまうし。Radium Software Developmentの人みたいなスタンスで更新を続けられればいいけど、できるのかなー、そんなこと。
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最近、さらに頻繁に使うようになったはてなの各種サービスだけど、これらのサービスってほぼ全てがはてなダイアリーのマニアックで強力なユーザーに支えられているんだよなー。特にはてなブックマークと人力検索はそう感じる。
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最近、科学や知に対するエントリーが多いのは、あともう少しでアカデミックを離れるからかなー、って自己分析している。柳田充弘教授のblogのこのエントリーでもこんなことが書かれている。
わたくし、日本に何度も来て日本を随分よく知ってるような友人には時に、こんなことを言います。「我々日本人が科学をやろうと意気込んでるときの気持ちは、オランダや英国やアメリカ(どこでも西欧ならいいのですが)の若者が歌舞伎役者になろうとして日本に意気込んできて来て修行しようとするのとあまり変わらないのですよ」、といいます。これにはさすがに皆キョトンとした顔つきをします。でもわたくしの真意は、科学はわれわれにとって自分のご先祖さまが始めたもの、という教育をうけてない、ということを伝えたかったのです。西欧での教育はギリシア文明が直系のご先祖様なのですね。どこの国に行ってもギリシア文明から哲学と科学が何であるかを学ぼうとするのですね。なぜ日本人はそう思えないのか、そう思えないように頭が、歴史ができあがってるのですね。かれらも、歌舞伎や能や水墨画は彼等のご先祖様が作ったものでないので「外から」学びに来るのですね。われわれも科学を外から学びにいく、これを早くやめたいですね。ソクラテスもアリストテレスもわたくしたちのご先祖様とおもって、科学を内から始めてもいいとおもうのですね。
俺はまだ若いので、こんなこと考えないで、愚直に好き勝手したほうがいいと思うが、科学と工学に対する認識は忘れずにいきたいとは思います。そういえば、プリンストン高等研究所物語の最後に、
このエピソードに奇妙な補注を加えれば、このコンピュータ・プロジェクトが終わった後で、IAS教授会は、本研究所ではもう二度と応用プロジェクトを取り上げることはない、と述べる決議をしたのである。この決議は今日に至っても生きている。
と述べられている。