前回のblogに引き続き、Sonyの再建策について。
ストリンガーさん、終わったかも…とか、新しい方向性欠く、ソニーの新経営戦略を読むと、悲観論ばっかり。しかし、それもそうか。新しく作るWalkmanだけを見ても危機感のなさが如実に表れてるからなー。今回の経営再建策も株価はほとんど反応せず、折込済みムードだし。それどころか、週明けにはさがるだろなー。3000円とか切るかも。
まぁ、しかし対岸の火事というわけでもないので、ちょっとだけ自分なりに考えてみます、めっちゃ素人だけど。まず、カンパニー制度を廃止したほうがいいというのは賛成。だって、意味がわからないもん。連携するとき明らかに障害になってるし。その割にお互いの仕事を縛ってるし。
独自規格を捨てるのも賛成。やるなら、BDくらい社運をかけろ。社運をかけない独自規格はやめたほうがいい。特にデータで、そんなことをやると今の情報社会では情報のアクセサビリティが保てないというもう競争力欠如のなかでも、最もありえないことがおきる。
で、俺の思う今後のSonyエレクトロニクス再建の方針は「繋げる」ことだ。それも独自規格ではなく、できるだけオープンな規格で。価値を生み出すものは結局すべて今までつながってなかったものを「繋げる」ことにある。Googleは情報をつなげているが、そんな情報を日常に「繋げる」のがSonyの仕事だろう。圧倒的品質で、存在するコンテンツを日常のいたるところにつなげる。そんなことが、次の社会では確実に求められる。
海外からのテレビを視聴可能にするLF-PK1はひさびさにいい線をいっているSonyの製品だ。これはネットとテレビ番組を繋げる。ラジオとネットもつなげてしまえ。ラジオの番組を録音、podcastで個人用に配信だ。これはすべてPSPで視聴可能に。音楽は、もうmp3にするか、これを圧倒的に音質で上回るものをだす。wavを超える音質の規格をつくり、Moraで売る、これが高いのはみんな納得する。ホームサーバとしてこれらのデータは全部統一的に管理できるようにし、Cellを使って圧倒的スピード、性能をたたき出す。それらのプロトコルは開放する。Vaio限定とかにしないw
そんなことを考えたけど、しがらみが多い今の様子だと無理だろうなー。
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手書き文字データを読んで。
さて、本システムの公開を通じて個人的に非常に面白かったのは、不特定多数の手書き文字が非常に短時間で大量に集まったことです。機械学習ベースのシステムを作る際、いかにして学習データを作ればいいのかが大きな問題になります。企業や個人プロジェクトは、大量の人的金銭的リソースをつぎ込んでデータを作成していますが、今回はその必要ありませんでした。 改めて Web の力を実感しました。
非常に興味深い話。現在、情報処理システムのなかでも確率論に根ざしたものは、大量のデータを必要とする。それをWebで集めるには、できるだけ興味を引きやすく、JavaScriptのようなだれでも利用できる実装で、プロトタイプを公開するべきってことか。
将来、ベイズやSOMなどの成熟の課程でこのパラダイムは頻繁に登場するだろうと予想してみる。
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今日は、台風の中、山崎まさよしの野外ライブ。最悪の状況だったけど、結果的には最高。だけど、こんどは屋内でまったり聞きたいなー。こんな状況でも嫌な顔せず、一緒に楽しんでくれる彼女。ちょっと感動。
そういえば、帰り道、彼女とまたイベントコンパニオンの話。
なんでも、Webでいろいろみたけど、23歳を越えると笑顔の質が急激に下がり、どうしてもつくりものっぽい感じがでてしまっているという話。俺も、そんな感じはしていたけど、改めて言葉にされると納得。つまり、いかにつくりものじゃない、いい笑顔を保つかということが、歳をとる上で重要ということか。男でもあてはまりそうな話だ。気をつけよう。
TGS2005 ビューティーセレクションが発表。彼女の意見を検証、検証。
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というか、俺、blog書きすぎか。ちょっとblogは封印して勉強すっか。とりあえず、入社までに読みたい本をリストアップ。
・増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門 結城 浩 (著)
・Java言語で学ぶデザインパターン入門 マルチスレッド編 結城 浩 (著)
ていうか、これなんで、いままで読んでないんだろう。必須だろ、どう考えても。
・コードコンプリート―完全なプログラミングを目指して (上) Steve McConnell (著), クイープ
・コードコンプリート―完全なプログラミングを目指して (下) Steve McConnell (著), クイープ
これも職業プログラマになる上で必須。学生時代の時間のあるうちに読まなきゃ。
たぶん、この4冊しっかり読むことが重要だな。あとは、技術系blogをしっかり読むほうが重要。Effective C++、More Effective C++、Effective STLも時間を見つけて読み返そう。
うーん、思考過程をblogに書くことが癖になってる感がある。良くない。