FutureInsight.info

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10/22 相殺関税とか

以前から、韓国の半導体、メモリー製品にはいわれてきたことだが、ついにこんな話がでている。

韓国製DRAMに相殺関税の発動検討 政府

すでに、『ハイニックスに対しては米国と欧州連合も約3〓4割の相殺関税発動を決定している。』らしいので、世界的に大きな問題にはならないと思うけど、実際に相殺関税が投入されるというのをみるとちょっとびっくりする。たぶんすぐに韓国で「歴史的うんちゃらかんちゃら」っていうコメントがでて、日本の製品にも関税をかけるなんていう話がでると思うけど、エルピーダメモリが競争力を失うのは、日本の国益にそのまま反するので(自国でメモりを調達できなくなるのは、かなり大きな問題)たぶん、実行されるのではないかと思う。

サムソンの製品も常にこの噂はつきまとっているので、ちょっと怖いなー。勢いでサムソンまに及んで、iPodとか値上がりしちゃうかな。

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砂上のバラックさんをよんでいたら、このエントリーのなかで以下のような言葉があった。

明確な根拠や裏付けはないが、パクリ騒ぎに見られるヒステリックな態度は、オリジナリティを得ることができずそれゆえにオリジナリティという概念を過度に美化するレプリカントたちが、オリジナルを標榜する者たちへの二律背反の憧憬と嫉妬の感情を爆発させた結果であるように見える。ここではオリジナリティを有するとみなされた存在は崇められ、そして、オリジナリティを標榜しながらそれが偽りであったとみなされた存在は許し難いペテン師として攻撃される。

言い得て妙な言葉だと思う。2ちゃんねるでのまねこ騒動があったときも、思ったことなのだが、模倣することによって存在価値を確認していた事象は、模倣されることを嫌う。もし、それを嫌わない場合があるとすれば、おそらく模倣からオリジナルにはない価値を社会から認められている場合が多い。

模倣という現象をうまく社会に採り入れることができれば、それを厳密にコントロールするよりも多くの公共的価値を生み出すことが可能だと思う。