FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

そういえば

昨日、なんで、就職したんですか?って聞かれた。さすがに、現在行っているレベルの生物学にはあまり興味がないっていうのもなんなので、エンジニアリングの方が自分に合っていると答えた。あと、あんまり自分が生物学という分野で今後、知的好奇心を満たしていくビジョンがわかなかった。

エンジニアの多くは、自分が設計したものが完璧に動くことに対する全能感を多かれ少なかれ求めているけど、生物学においてそれを求めることは不可能に近い。たぶん、感じている人がいるとしたら、その人はものすごい想像力を備えていると思う。だって、構成要素が全然イメージわかないんだもん。少なくとも目に見えるものじゃないとさ。
てっとり早くそれを感じたければシミュレーションを使えば、それでもいいんだけど、だったら、別に生物を対象にしなくてもいいよね。
まぁ、つまり、どんな方向性でも、自分の知的好奇心、興奮を満たせればそれでいいのだ。お金はもらえたらそれにこしたことないけど、別に決定的に重要じゃないし、本気で稼ぎたくなったら稼げる方面の会社にでも転職すればいい。そんなことより、自分の力で社会を変えることを成し遂げることの方が僕にとっては重要だ。

I think that is what an engineer is, your a combination of a scientist, someone who can really bring that to practice, and really make things happen in the world. That's a wonderful thing. Now a lot of people think of engineering as a courier or a way to get money, but your really the people in the world that can make a huge change. You know, just like our computers and our millions of users, a couple of you can make something that everybody in the world can start using, improves upon their life, or has a huge impact. There's very few professions where that's true.
Googleのラリー・ページのミシガン大学卒業式でのスピーチより

今後、バーチャル・リアリティの発展が、社会変化の中で大きな位置を占めるようになってくると思うが、その大きな潮流の中に身をおけるのではないかと思う。人間の意識にしても、まずバーチャル・リアリティの研究から外壁を埋めるように解明していくアプローチが重要なのではないかの思うのだが、まぁ、そんなことはどうでもよい。