FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

携帯コンテンツって、実際どうなの?

よく、ベンチャーとかゲームとかで、携帯電話にコンテンツをしぼって開発している件があるんだけど、実際、携帯電話のコンテンツ産業ってそんなに大きいのかな。

例えば、Nintendo DSでは実現できないおもしろいゲームが携帯コンテンツで作れるのかって聞かれたら、何をどうやっても無理だろう。ということは、簡単に言えば、本当のゲーム好きではないけど、たまーに時間つぶしにゲームをやりたい人が手頃な感覚で電車とかでやるっていうのが携帯ゲームのメインストリームになるはず。まさか家ではやらないだろうし。これって、そんなに厚い層なのか?そもそも、ある一定額(かなり少額)以上の金額は絶対に使わない層なんじゃないだろうか?そこを大勢の人がパイを取りにいっている時点で絶対にペイしないと思うんだけどなー。

じゃー、ゲームじゃなくて、他のサービスならどうだって話になるけど、ゲームみたいな課金システム以外では、音楽以外ではとても多くの企業が参入するだけの需要があるとは思えないんだよなー。ゲームじゃなくて、アバターとかのコミュニケーションツールって言っても、SNSとかblogの補助的側面以外の価値を生み出すのって、結局普及率が問題になってしまって、また、小さなパイをみんなで取り合うって構図にならないかな。
ということは、ある程度ニッチであることがそのまま価値につながるサービスである必要があるわけだ。スラッシュドットみたいな、、、うーむ。

もっとも需要があることは、携帯に情報を貯めてPCからアップできたり、もしくは携帯とサーバが連動していて、気軽にとった写真とか音とかをサーバにおいておき、簡単に共有、公開できるツールが重要って話になるとおもうけど、そのへんはもうblogも抑えてるんだよね。

そんなわけで、携帯コンテンツのベンチャーはかなり懐疑的な目で見てるんだけど、そんな俺を驚かせるサービスとか企画に出会いたいものです。