FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

2大政党における戦略

俺のお薦めする本当におもしろいblogの一つに「マーケットの馬車道」がある。極東blogやマーケットの馬車道のようなblogがあるからココログは侮れない。本当にもうちょっと既存ユーザーを大事にしたほうがいいよ。

  • マーケットの馬車道

http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/
で、最近の2つのエントリーがおもしろかった。

  • 民主党の最適戦略(上)

http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/2005/12/post_d143.html

  • 民主党の最適戦略(下)

http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/2005/12/post_92c4.html

何も考えることなく野党というものはプレゼンスを示すためには、対立軸を設定し与党と戦わなきゃいけないものなのかと思っていたのだが、基本的には「野党よりもほんの少しリベラルなことを言う」というポジションが野党にとっては最適な戦略であることがかれている。そういえば、イギリスでもUSAでも2大政党が活発なところはたいがいそうだし、上に書かれているとおり、ちょっと考えてみれば気づくことになんで気づかなかったのだろう。視点の問題なのかな。

そういえば、以前のUSAの選挙でも、ケリーがテロとの戦いは賛成だが、イラク戦争の長期化は反対っていうポジションで戦っていたしなー。そういえば、こんなニュースが。

  • 米大統領支持率、39%→47%へ…イラク政策も上昇

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051220i412.htm

少数派も参加することで、投票率があがり選挙が成功したことを受け、イラクの民主化プロセスにめどがたったことからブッシュの支持率が上昇している。イラク戦争の是非はここでは述べないが、ブッシュの愚直な理念が最後にはなんとか政権を守ったということか。選挙が終わる直前に、大量破壊兵器はないことを認めたことあたりにブッシュ政権もがんばってるなーと思いますが、次はいかにUSAや英国、そして日本が撤退するかが重要な課題になってくるのだと思います。撤退というものは本当にタイミングが難しいですから。