今年は社会が大きく動いた年でした。日本が今後直面しなければならない2つの大きな課題「借金の返済」と「少子化」がいよいよ表面化してきた、そのなかで日本という国はなかなかの強さとしぶとさを見せ始めていると思います。ただ、ものすごく難しい課題であることは間違いないので。
そんななかで、自分にとってどんな年だったかと考えると、一番大きな転換は科学者ではなくエンジニアとして生きるということを決心したことです。これは自分にとっては、「何かを発見すること」から「社会を変えること」を意識的に指向しようということでもあります。就職活動がうまくいったのは、そういう意味では僥倖でした。特になんやかんや言って、技術で社会にコミットしようとしているテクノロジー・カンパニーに就職できたのが大きいと思います。
昨日、高校時代のラグビー部の仲間と集まって飲んだのですが、みんなが高校の頃と変わらず進んでおり、いろいろと悩みがありながらもそれに自分の力で立ち向かっている姿を見て、自分も勇気づけられました。帰り際、ちょっと郷愁にひたり少し泣きそうになり、自分もまっすぐ進もうと思いました。
そんなわけで、来年も変わらず自分の好きなことに邁進し、目に見える形につながっていけばいいなと思います。来年の初めは、更新が少し滞るかもしれませんが、ここをみてるということは何らかの形でおれとつながっているみなさん、来年もよろしくお願いします。