FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

オブジェクト指向神話にMatzが言及

ほえー、やっぱり言語設計者が言うと説得力があるなー。

  • 「オブジェクト指向神話」神話

http://www.rubyist.net/~matz/20060120.html#p01

おれみたいな素人がコメントすることではないが、言語デザイナーがみんな気づいてるっていう証拠として、またもや「C++の設計と進化」から引用。

日本語版によせてStroustrupからよせられた第-1章 2005年のC++「4、私たちはどこに向かうのか--2005-2014」より

標準C++によって支援されるようになったプログラム技術に、コンパイラ、ツールおよびライブラリ実装者が追いつき、ユーザがこれを吸収する猶予期間として意図的に設けられたあまり活発ではなかった年月が過ぎ去り、委員会は今再び言語の拡張を考え始めている。

次期C++0xについての説明は、これをどうぞ。

  • Bjarne Stroustrup. The Design of C++0x. In C/C++ Users Journal. May 2005.

http://www.research.att.com/~bs/rules.pdf
(今はなぜかつながらないみたい。すぐ復活すると思うけど)

この猶予期間として意図的に設けられたあまり活発ではなかった年月っていう表現がかっこいいな。