久しぶりにスラッシュドットでなかなかおもしろい話が展開されている。
- スクウェア・エニックス、FFXIでRMT業者の摘発を行う
http://slashdot.jp/articles/06/02/10/0042213.shtml
特に議論の中心はスクウエア・エニックスの管理態勢とRMT(リアルマネートレード)を以下に排除するかに向かっているが、レアアイテムの売買にオークション形式を採用しているFF11はRMTの影響をもろに受けているのだと思う。このような、ゲーム会社にとって全くメリットのないRMTはできるだけ排除した方がよいのに間違いない。RMTが許されるのは、管理者側がそれを提供している場合だけで、じっさい、ゲームは無料、レアアイテムが有料っていうパッケージがguild warとかを中心に生まれている。現在のMMORPGにおいて、時間をかけることが出来ない人がそのゲームを手っ取り早く楽しむには、RMTを用いて時間を金で買う行為が必要なわけで、バランスが維持される範囲においては、管理側も無視している。そんなことが書かれているが、ゲーム性の設計が以下に大切かという話題はもう語り尽くされており、それに対する答えもまだない。
ただ個人的には、基本的に優秀なプレーヤーに対する報酬が名声であり名誉である。そんなゲーム性、世界観、管理者倫理が必要になっている気がする。ゲーム会社と関係のないところで、お金が動くようなことは結局の所、なにも生み出さないし、不満感が鬱積し、ゲーム内にも無用なトラブルが発生してくる。
これに関係する話題で、こんなエントリーがあった。
- オンラインゲーム帝国の誕生
http://www.chikawatanabe.com/blog/2006/01/post_7.html
このことに関する考察は時間があったらもっと深めていきたい。