最近、考えていることは、今後のWeb(Web2.0とか、blogとか、SNSとか)の変遷について。なにかを宣伝する媒体としてはこれ以上はないほどWebは優れているが(特定の層に関してはテレビ並)それ自体はスポンサーを取らないと商売にすることが難しい。すくなくともamazonのような本業をもっていないWeb関係の会社でまともな利益をだしているところはみんな広告か金融だと思う。テレビは電波法というとんでもない参入障壁が存在するため、競争がほとんど存在しないが(年収1500万円が平均の業界なんてねー)、Webは参入障壁が会社という視点からみたらなきに等しいので、過当競争に陥りやすい。そんななかで差別化をはかるためには、何か宣伝するものを持っている、もしくは確固たるビジネスモデルを持っていながら、さらに顧客の囲い込みを必要とする業界だと思う。まぁ、あれだ、要は日本だとゲーム、家電業界ですよね。この点にはすでに、すべてのゲームメーカーが気づいているようで、XBox Live, Wii Connect24といろいろやっている。実体が見えないWiiConnect24であるが、匿名性をともった半現実的コミュニケーションに主眼をおいたSNSもどきになると思っているのだが、これは東京ゲームショーまで待て次号って感じか。
家電業界の動きとしては日経エレクトロニクス2006年6月5日号がうまくまとめられていたので、興味の有る方はどうぞ。
あと、ロコロコなんですが、ものすごい宣伝広告費を掛けたらしいので、気になる人はチェックしてください。歌がかわいいです。
そんな一日。