という本を読んだりしました。
ほかのファイナンスの本を読んだことないので、なんともいえないけど結構わかりやすかった気がする。特におおざっぱなバランスシートやキャッシュフローの概念とか。もうちょっとこの分野の本を読んでみようかな。
特に格付けに関しては間違った認識をしていた。てっきり格付けは高い方がいいと思ってたが、格付けというのは社債を返す力だから事業規模に対する自己資本率やキャッシュの保有率が重要らしい。しかし、トリプルAをとるためには通常の成長企業なら許容できない額の現金を保有しなければならず、そんなことをしたら買収や株主からの還元しろプレッシャーで非常に会社の動きがとりづらくなるらしく、IBMの最高財務責任者は資金調達と現金保有のバランスを考えるとIBMはシングルAが最適と言っているとのこと。ふむふむ、おもしろいぞ。