携帯は愛社精神というわけでもないのですが、いつもソニー・エリクソンになってしまう僕ですが、そのスペックにビビッときたので、W41S(ソニー・エリクソン)からW52Sに携帯を変えてみました。夏割(3150円引き)とポイント(4500円引き)のおかげで払ったお金は8250円。2Gのメモリを内蔵したビデオもみられるウォークマンとインナーイヤー型ソニー製高音質ステレオイヤホンを買ったと思えば安い。
携帯で音楽を聴くときに一番気になるのは、その再生時間だが、最大再生時間110時間と充分な性能。30時間くらい音楽を聴いた後に190時間ほどは待ち受けが出来るらしい。このあたりはウォークマンで培われた省電力技術がふんだんに投入されており、SONYのオンリーワンな技術を感じる。サイズは以前使っていた単機能の携帯(W41S)と比べるとかなり大きいけど、形状は手にすっぽり収まる感じで許容範囲。Braviaの技術、ウォークマンの技術、サイバーショットの技術となんかSONYブランドそろい踏みで、それを一つの携帯に押し込んだあたりいかにもソニー・エリクソンな感じでいいです。
気になる携帯に音楽ファイルを転送するためのソフトウエアですが、SONY製の「SonicStage」ではなくLismoで知られるKDDI製の「au Music Port」を使ってみました。昔SonicStageをさわったことがあったので、違うソフトウエアをさわってみたかったというのが主な理由。で、その使い勝手ですがUIなどはかなりiTunesを研究しており、挙動は若干、処理が重いところまで似ています。SonicStageのようなATRAC縛りの運用はなく、iTunesで取り込んであったAACファイルをそのままフォルダを指定するだけで取り込めるのは良い、とても良い。iTunes Storeと同じように、インターフェースの中にLismo Music Storeがあり、シームレスに楽曲を買うことが出来る。(1曲315円はビデオ付きでも高すぎるけど)もともと使っていたiPod Shuffleはプレゼントしたので、今後は音楽はW52Sで聞くつもり。
さっき、いろいろ聞いてみたけど音はiPodよりも相当いいみたい。しかし、例えば、アルバムジャケットがiTunesみたいに自動で取得出来ないとか、かなり気になるところもあるけど、普通に使うに問題ない感じなので、音楽はiTunesで管理して、携帯で聞きたい場合はiTunesで作成したファイルをau Music Portで登録みたいな形で運用してみようかなと思います。ちょっと驚いたのは、音楽を聴きながらメールとかWebとかの基本的な操作はすべて同時に行えること。カメラを起動したときは一時停止状態になったけど、もっさりだけど安定して動いているところを見ると結構まともなOS使ってるのね。(音楽再生が携帯の挙動にほとんど影響を与えていないところを見ると、音楽再生専用のためのチップがあって、それを非同期に呼び出しているのかも。)
そんな訳で、トータルで見たらこれを8000円で買えたのはかなりいい買い物だったのではないかと思います。