「プラネット・グーグル」というグーグルの設立から比較的最近までのホットトピックを集めた本を読んでみました。
プラネット・グーグル | |
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- フェイスブックとのオープンソーシャルを巡る争い
- YouTube、Google Earthの買収の舞台裏
- Gmailの設立秘話
- Googleブック検索プロジェクトのいざこざ
など、今まできちんと情報としてまとめられていないトピックがそろっています。Googleはエンジニア万歳なイメージがかなりありますが、むしろ最近のフェイスブックとの争い、YouTubeの買収劇などを見ると政治的にも結構成熟した部分を備えており、もしGoogleが外から見てきちんとしていない部分があるとしたらそれはたぶん理想的な完成を演出して、ある程度狙ってきちんとしていないんだなと感じました。最近ではストリートビューなどは特にその傾向が強そうです。
なかなかおもしろい本でした。必読ではありませんが、暇つぶしなどにお勧めです。