FutureInsight.info

AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

ベンチャーの勝ち組セット補足

かなり前ですがTumblr.で見かけてこれは面白いなと思ったのが以下のベンチャーの勝ち組セットです。

  • ZOOT for Bフレッツ + 固定IP8(8,925円)
  • IP8は全てXenに。
  • サーバーはNTT-X StoreでHP ML115 G5とかその辺(11,750円)
  • DDR2 PC2-6400 2GB 2枚組×2個=8GB(7,978円)
  • ヴァリュードメインでjpドメイン取得+DNS弄り放題+DNS4台(660円940円)
  • メールはGoogle AppsのGmail(0円)
  • スケジュール管理はGoogle AppsのCalender(0円)
  • タスク管理はRedmine(Wikiもついてる)(0円)

まぁ、勝ち組セットというよりは節約セットといったほうがよいかもしれません。初期費用、場所代などのランニングコストなどを考えるとAmazon EC2との比較が必要なところです。

詳しい人には説明するまでもないと思いますが、HP ML115 G5を使うのが結構重要で、このミニサーバはECC無しのメモリで動作します。僕もこれにOpteronを搭載し、メモリを4GBにしてcoRocketsの開発に活用しています。これをDellのPowerEdge SC440にしちゃうとメモリをECC付のものにする必要が生まれ、現在激安のnon-ECC型(つまり普通の)メモリを使うことが出来ず、例えば「【上海問屋】Transcend PC2 5300 1GB DELL PowerEdge専用」などを購入する必要が生まれちょっとだけコストが上がります。ほんのちょっとですが個人で買う分には馬鹿になりません。

小型サーバとしては現在DELLの主力はPowerEdge T100、T105などかとおもいます(評判はあまり良くないようですが)。レポートによるとnon-ECCのメモリが動作するようですが、HDD搭載量に問題があり、HDDが2つしか搭載できないためRAIDが組みにくかったりします。HP ML115 G5にはHDDが4つ搭載できるので好きなタイプのソフトウェアRAIDを組むことが出来ます。そんなわけで、個人的にはファイルサーバ、DBサーバはHP ML115 G5で作ってRAIDを組み、アプリケーションサーバはQuadCoreを搭載したDell PowerEdge T105がたまに16800円で売り出されるので、それを使うのがよいのかなと考えたりしています。

そのあたりの特価情報が記載されているのが、以下のSC420 Maniacsです。

DELL PowerEdge T105、HP HP ML115 G5などの激安情報が随時更新されているので、このサイトをチェックしておけばとりあえず格安サーバを買い逃すことはないと思います。お勧めの情報サイトです。

さらに今はXenではなく無償公開されているVMware ESXiを使うほうが賢いかもしれません。その場合、以下のエントリーに情報が集約されています。

VMware ESXiを使う機会は個人用途の僕にはなさそうですが、とりあえずこのような方法もあることぐらいは覚えておきたいと思います。詳細は聞いてませんがXenは性能がでないことがあるらしく、また数人の友人からVMware ESXiはなかなかよいと聞いています。