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AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

チームラボの「機械はどれだけ人間に近づけるのか」コンテストにApricotが参戦中

『機械はどれだけ人間に近づけるのか』 〜第2回 チームラボアルゴリズムコンテスト〜がチームラボ主催で開催されています。

このコンテストに未踏で一緒に開発を行ったid:kawatanのデスクトップマスコットApricotが参戦しています。

このコンテストは「人間の行動に反応して様々なリアクションを起こす機械(WEBアプリケーション、ボットなど)をつくることがテーマ」なのですが、Apricotは人間が設定したRSSを収集して、その結果からその人が興味が在るかもしれないコンテンツを生成します。まさしく、上記ページの例2のような挙動をするプログラムです。

例2
機械:質問「好きなタレントは誰ですか」
人間:回答「○○さんです」
機械:回答「しばらくお待ちください。○○さんに関する記事を集めてきます」
機械:回答
「○○さんのプロフィールは・・・・」
「○○さんの画像集を作りました・・・」
「○○さんのブログ一覧を作りました・・・・」

Apricotユーザは有名イラストレータさんが絵を提供しているということもあり、かわいいキャラクタが好きな人たちの間では評価が高いようなのですが、Apricotのデータマイニング部分はid:kawatanの長年の研究の末に開発された一番力の入れている部分だと聞いています。以前説明を聴いたときは、SOMをメインにしたアルゴリズムだったのですが、id:kawatanの専門研究領域はリコメンデーションなので、さらに改良されているかもしれません。

少しでも興味があれば、一度以下のサイトからダウンロードしていただきお試しいただければと。

気に入った方、興味を持った方はこのコンテストの評価基準ははてなブックマーク数らしいので、上のApricot公式サイトをブックマークしていただければid:kawatanがきっと泣いて喜ぶと思います。