液晶テレビがかなり安くなってきました。特に42インチの液晶がかなり手頃な値段になってきておりREGZA 42Z7000(42インチ液晶)などはビックカメラ、ヤマダ電機では品切れになりつつあるものの15万円のポイント20%(実売12万円程度)という値段で売られているようです。次期モデルの投入が迫っているため、だいぶ品薄感がでているようですが、42インチが12万円ならもう買ってしまってもいいのではないかと思います。
というのも、たぶん液晶テレビに今後劇的な進化は期待できないと思うからです。
ちょうど製造技術が成熟期に近い状態になってきており、シャープが作る液晶もLGが作る液晶も素人目にはほとんど画質が違わないレベルになってきているからです。この辺りに関しては以前もエントリーを書きました。
- REGZAの新型が発表されたが液晶の進化は止まっていた - FutureInsight.info
- REGZAの新作の画質レビューから見る液晶テレビの進化の方向性 - FutureInsight.info
東芝など次の世代からはシャープの液晶パネルを利用するそうですから、ますます差異は液晶パネルから半導体の方に移っていきます。むしろプラズマパネルの進化の方が最近は顕著で、プラズマテレビの製造から撤退するパイオニアのKUROなどは人気で品薄になってきているそうです。パナソニックの最新プラズマパネルの画質もかなりいいそうなので、消費電力にコダワリがない人はプラズマなどを買ってしまってもおもしろいかもしれません。
2月にテレビ事業撤退を発表したパイオニアのプラズマテレビ「KURO」が、急に売れ出している。「今しか買えない」という一部ファンの後押しで、店頭価格も上昇。価格下落が目立つテレビ商戦では「異質」な動きだ。
で、話は戻って液晶ですが、今後も劇的な進化はパネル自体にはなさそうなので、年度末の激安の時期ですし、現状の機能で満足できるなら買ってしまって良いのではないかと思います。42インチ実売12万円で納得できる人は結構多いんじゃないかと勝手に考えています。