久しぶりに女子フィギュアを見ていたのですが安藤美姫さんがとてもイイ女になっていて驚きました。人によってイイ女の定義というのはいろいろあるかと思うのですが、僕の中では弱い部分を自分自身で認めながらも真っ正面から真摯に戦いに取り組み姿勢がポイント高いです。そういう人は雰囲気が違います。
安藤美姫さんと言えば、トリノオリンピック前にものすごい持ち上げられ、オリンピックで15位となった途端、週刊誌、スポーツ新聞などで手ひどいバッシングを受けぼろぼろになっていく姿が印象的でした。その後、顔にもものすごい肌荒れが目立ち、すっぴんで公開練習に出ている時などは悲壮感が漂っていました。そんな中でも厳しいレッスンを続け、2007年の世界選手権で優勝。ぼろぼろの肌を厚い化粧でごまかして最後まで闘い抜いていた姿は僕も奥さんも感動したものです。どんなにボロボロになっても戦い、勝利をもぎ取っていく姿は美しいモノです。
さてさて、そんな伝説的な復活劇も終わり今シーズンの安藤美姫さんを見てみたとき、相変わらすインタビューの受け答えはちょっと弱い感じなのですが笑顔、落ち着いた態度を含めてとてもイイ女になっていました。ボロボロになっても闘う姿も素敵でしたが、正面から自分の精一杯の笑顔を振りまく姿も素敵ですね。願わくばこのままコンディションを維持して次のシーズン、そしてオリンピックにつなげていって欲しいものです。id:gamellaはかなり真剣に安藤美姫さんを応援しています。