最近、仕事がちょっとだけ忙しく、家に帰るとすぐに寝てしまうため、ブログが土日以外に書けていません。もうちょっとアウトプットを増やしたいなと思い、以下の本を読んでみました。
ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 (PHP文庫) | |
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- 神保町の古書店とのつきあい方
- 新聞は朝日、産経、ヘラトリをとる理由
- 仲間とサロンを通して付き合う方法
などが並んでいるのですが、古書店なんてよほどのことがない限り行きませんし、新聞三紙、ましてやヘラルド・トリビューン(通称ヘラトリ、NYタイムズとワシントンポストが共同発行する国際新聞です)はちょっとサラリーマンが読むには思い感じです。ヘラトリは英語の勉強にはいいのかもしれませんが、回りの人に聴くと、だいたい通勤時間を利用した英語の勉強はiPod(iPhone)でポッドキャストが多いですね。ただ、それでも本書で役に立つポイントもいろいろありました。ちょっと紹介してみたいと思います。
勉強会などでのメモの取り方
たまに勉強会に行くのですが、昔は行った勉強会のログなどもとってブログに公開していました。ただ、最近だと勉強会のログはちょっと大きい勉強会だとほぼ確実にだれかが取っているorTwittterに流れてくるので、今は勉強会では詳細なログは取らずに変わりに勉強会に行ってその場じゃないと気付かないことなどを書くようしています。例えば以下のエントリーです。
その場でのざわめき、聴衆の反応、講演している人のリアクションなど、その場にいないと感じないこと、おもしろいと思ったことをふくらまして紹介しようとこころがけています。本書でもこの点は指摘してあり、執筆のことを考えながら取材などに臨むのならば、ログはレコーダーに任せて、可能な限りメモにはその場で感じたこと、気付いたこと、執筆に活かせると思ったことを書くように示唆しています。ここは誰かが議事録を公開してくれないと、通用しないやり方ではあるのですが。
インターネットとの接し方
なにか本を書くときインターネットは多種多様な資料的価値のあるDBへのアクセス、ピンポイントで情報を検索で確認する以外はあんまり役にたたないというのが福田 和也氏の考えのようです。あと、取材前の下準備としてこれほど便利なものはないと述べています。つまり、インターネットとの接し方は、
- 資料的な価値のあるDBへのアクセスの確保
- ピンポイントで情報を検索する
- 取材前の下準備を行うための道具
という3点として評価しているのですね。この中で僕が最も弱い部分は「資料的な価値のあるDBへのアクセスの確保」かなーと思います。このあたりは詳しい人に是非教えてもらいたいところなので、ちょっと調べてみたいところです。
まとめ
サクッと読める割にいろいろ示唆的な内容を含んだ本でした。ただ、ブログを書いている人がこの本の内容を活かすのはちょっと難しい感じもします。ただ、プロのやり方を知っておくというのは、いろいろ役に立つことも多いので、アウトプットを増やしたいと考えている人は一読する価値ありかと思います。