本当、最近はid:kawangoさんのブログ以外に言及してないってくらいid:kawangoさんのネタばっかりなのですが、面白いから仕方がないので、今回もid:kawangoさんのネタです。
テレビがここ数年、視聴率がさがってきたのはネットではなく大画面テレビの普及が原因だと思う。
だって、ここ数年、新しくネットをはじめたひとよりも、大画面テレビを買った人のほうが絶対に圧倒的に多い。
大画面テレビでなぜ視聴率が下がるのか?
それはながら視聴が困難になるからだ。
このブログでREGZAの良さを散々紹介してきましたが、たしかに大型テレビはながら見は重いです。昔はながら見が大好きだった僕も、最近は撮り貯めた番組を見るのがメインで、あとはcoRocketsが収集してくれたPVなどを眺めたりしています。つまり、自分が興味があるコンテンツかまたは動画を見なくても音楽を聴いておけば、とりあえず中身が理解できるものばかりになっているという感じです。
広告βさんもこのネタを取り上げています。
広告βさんの指摘でおもしろいのはこの部分です。
Wiiのことも考える。Wiiは、家族のためのSNSみたいになっている。家族でできるゲームを供給し、家族のコミュニケーションを活発にさせる。別の家にあるWiiと通信することよりも、Wiiの前にいる家族同士が交流することを志向しているように見える。もしかしたらコンセプトは本当に「ファミリー・コンピューター」なのかもしれない。家族で共有できる無難なネタとして、だからスポーツや健康、学習といったゲームがメインになるのだろう。そういえば「Wiiの間」というサービスもあった。Wiiのライバルは、テレビだろう。
今のゲーム機は、ほとんどが一人で操作することを前提としているように見える。はじめは、ゲームボーイあたりがそうだった。でもいまは、PS3とかの据え置き機もそれを前提としているように思える。だから、ネット、あるいは無線通信対戦ということになる。こちらのライバルはPCということになる。PCにしろ、ゲーム機にしろ、機械の前に一人しかいないなら、通信して擬似的に人を増やすしかない。
最近僕は据え置き機って感覚として重いなーと考えていました。電源を入れるのもなかなか億劫な感じですし、はまっているゲームとDLNAでパソコンのコンテンツ見るとき以外は電源を入れないです。ただ、この億劫さって実は据え置き機が原因なのではなく、大型テレビが億劫なのではないかというのが今の仮説です。特に次世代機は大画面に最適化しているため、この大型テレビの億劫さをもろに受ける形になります。この大型テレビの影響はテレビ放送のみならず、据え置き型ゲーム機も考慮してメディアとしての設計を行う必要があるのかな、と思います。