はい、おなじみのニーチェの「善悪の彼岸」からの引用です。
怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。
あまりニーチェに詳しくない(高校のころにかぶれた程度)のですが、たしか僕の記憶では、この言葉自体はニーチェからの引用で有名になったのではなく、ロバート・K・レスラーがFBI心理分析官を書いたときに、その冒頭にニーチェの言葉として引用したものだと思います。ニーチェはこの言葉を、「人間が人間の責務と戦う」という意図で書いたはず。FBI心理分析官は大学生のころ読んだ記憶がありますが、まぁ、ここではそのような話をしたい訳ではなく、勝間和代氏の話です。
FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 (ハヤカワ文庫NF) | |
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上のエントリーで、この本はスルーでOKという結論を述べましたが、スルー力が足りない面々が早速この本の内容に食いついた用です。
まぁ、痛いニュースはそれこそ華麗にスルーを決めたいところなのですが、勝間和代ウォッチャーとしてさすがにスルーできない事件が起きました。それが以下のエントリーです。
上記内容を要約すると、稀代の喧嘩師の池田信夫氏が勝間和代氏の間合いに不用意に飛び込みぼこぼこにされる話なのですが、やはり勝間和代氏の制空圏に不用意に飛び込んではいけません。あの池田信夫氏でさえ瞬殺されるのです。正直、Podcastで「次の写真集は"悪魔な勝間"がいいんじゃないでしょうか」と言うくらいが限界だと思います。
僕も上のエントリー「勝間和代「結局、女はキレイが勝ち」はスルーでOK - FutureInsight.info」を書く前に実は勝間和代氏にしっかり釘を刺されていました。
楽しく読みました。新刊の感想も楽しみにしています。 RT @gamella: 書評の前にまずはブログ書いた 勝間和代「結局、女はキレイが勝ち」という衝撃 http://bit.ly/5J0pET
まぁ、僕の場合は出版業界では特に失うものもないし、鍛え抜かれたスルー力で華麗にスルーして「勝間和代「結局、女はキレイが勝ち」はスルーでOK - FutureInsight.info」を書き上げた訳ですが、間合いを間違うと秒殺されるので、今後もブログ、Podcastでスルー可能な程度に言及していこうと決意を新たにしました。以下が勝間和代氏に言及するときの僕なりの注意点です。
- 絶対にソースが不明確な情報は使わない。池田信夫氏のように瞬殺されます。基本的は自分で金を出して本を買った上で、その本をいじる。
- 勝間和代氏が成し遂げようとしている若者への機会平等は僕らの年代にはすばらしいことなので、そこの部分は応援する。
- 勝間和代氏がこれほどのアウトプット量で僕らにネタを提供し続けていることにきちんと敬意を払う。
以上、皆様、上記の点に気をつけこれからも勝間和代氏に言及していきますので、よろしくお願いします。