今までデスクトップでプログラミングを行ってきたが、ちょっとノートパソコンでプログラミングできる環境も欲しいなーと思い、大画面でスペックの高いノートパソコンを物色していました。最初はCore i7を搭載したThinkpad X201sを買おうかと思っていたのですが、ちょっと考えてみると、今の生活でノートパソコンを持ち運ぶことはほとんどないし、家で作業するなら解像度だけじゃなく、画面サイズ自体も大きい方が快適なので、より安く買えるThinkpad T410を購入することにしました。
さて、スペックは以下の通り。
ThinkPad T410は、14.1型ワイド液晶を搭載したノートPC。主な仕様は、CPUにCore i5-520M(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、Intel QM57 Expressチップセット、320GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、1,440×900ドット(WXGA+)表示対応14.1型ワイド液晶などを搭載する。インターフェイスは、ExpressCard/34スロット、5in1カードリーダ、USB 2.0×4、IEEE 1394、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、WiMAX、Bluetooth 2.1+EDR、56Kモデム、音声入出力などを備える。バッテリは4セルリチウムイオンで、駆動時間は3.7時間。本体サイズは333.5×239×27.6〜31.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.13kg。
上記は基本スペックだが、これに以下のオプションを付けた。
- メモリを4Gに、OSをWindows 7の64bitに変更
- バッテリは6セルまで出っ張らないことがわかっていたので、4セルから6セルバッテリに変更。
CPUはCore i5からCore i7に拡張することもできたが、4コアが搭載されるデスクトップ版Core i7と比較してモバイル版のCore i7はハイパースレッディングを利用する2コアモデルであり、実質Core i5と差がない。そんなわけでCPUはCpre i5のままにしました。これでThinkpad Vintage Club期末セールの18%OFFのクーポンを利用して、およそ10万円。ここまでのハイスペックパソコンが10万円で変えるのだから、良い時代だなーっと思う。
さて、もちろん、このタイミングでMacを買うという選択肢はありました。まわりのエンジニアは猫も杓子もMacなのでちょっと興味はありました。MacBook ProはCore2Duoという一世代前のCPUではあるものの13インチで118,800円。10万円で買えるThinkpadよりは高いものの十分ありな選択肢です。ただ、上記のThinkpadと同等のスペックを買おうとすると148,800円。これでもちょっとCPUが遅い。まぁ、でも普通の用途だと十分だと思いますが。たぶん、自分がWeb系エンジニアならMacをこのタイミングで買ったと思うのですが、iPhoneプログラミングを今からする気もあんまりなかったので、単純に安いThinkpadにしました。
で、使用したThinkpad T410を触った感触ですが、これはかなりいいですね。全体的にかなり余裕のある作りなので、排熱などで無理がなく、ファンもほとんど回りません。Windows 7はVistaの時のちょっとどうだろう、というレスポンスの遅さがなくなり、かなりこなれた印象です。こういう高速で快適なPCを触る度に思うのですが持ち運ばないなら、今って5万円でネットブック買うよりも、10万円でハイスペックノートPC買った方がブラウジングなどでトータルで失う時間を考えたら得だと思います。個人的な感覚では、今のノートPC市場って以下のような候補があると思います。
- 2万円くらいで買える一世代前のネットブック
- 5万円くらいで買える現世代のネットブック
- 7万円くらいで買える現世代のウルトラモバイル系ノートパソコン
- 10万円くらいで買えるハイスペックノートパソコン
- 11-14万円くらいで買えるMacBook Pro
この中で「10万円くらいで買えるハイスペックノートパソコン」は相当人気がないと思うのですが、現状のThinkpad X201のスペックなどを見ても、このクラスのノートパソコンって何でもできるし、いっぱいタブを開いても遅くなったりしないのでありだと思うんですよね。ネットブックでストレスを感じている人は、次回のPCではこのクラスのThinkpadを考えても良いのではないかとおもったりします。