久々にBRUTUSの本気を見ました。
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いつもPenとBRUTUS、BRUTUS Casaは気になる特集があったら買っているくらいなのですが、BRUTUS 2011/4/15号の「糸井重里特集」はマストバイ。まず、いつも気になるBRUTUSの紙面の薄さが今回はなく、びっしり本気の糸井重里特集です。さらに任天堂岩田社長との対談「『MOTHER4』は出てほしいよっていう気持ちは、僕の中にもあるんです」はMOTHER現役世代である我々にとって、感涙モノの対談。これはMOTHERをプレイした人なら絶対に読んだ方がいいですね。特に僕が読んでよかったと思ったのは以下のフレーズです。
糸井:(略)「血みどろ沼の逆襲」とかいう名前で作り始めて、「これはどう考えても『MOTHER4』っていう名前がいいんですけど」ってなったら、もしかしたら僕は「じゃあ、主人公に赤い帽子でも被せてリュック背負わせたらどうかね」って言うかもしれない。
岩田:どこかに鼻の大きい変な言葉をしゃべる人でも出してみたらそうかね、って(笑)。
糸井:そうそうそう(笑)。
うーん、なるほど、こういう感じなのかってうなりました。対談の司会をしている永田さん(昔ファミ通で「風のように永田」で素晴らしいエッセイを書いていた人)の質問も素晴らしいですね。
あと、他にも面白かったのは、
- ほぼ日の糸井さんの社長室検証
- 羽海野チカさんとの対談
- 明日の糸井重里「糸井さんはこれからどこへ向かうのですか?」
などなど、ここに全部書くのが難しいくらい盛りだくさんかつ内容も素晴らしい特集です。なんか、地震でヒリヒリしていたところにまったりとしたしかし懇親の特集がきていいリフレッシュになりました。
すこしでも気になる人がいたらこのBRUTUSは読んだほうがいいです。読者の期待を裏切らないまさに懇親の内容です。いくら準備していたとはいえ、こんな特集を地震直後にもってこれるとは、見直しましたBRUTUS。