最近、良い感じで力が抜けて、ガジェット、ライフハック系のトピックでかなりおもしろい勝間和代さんのブログ。僕も更新があったらかならず覗いているのですが、今日のエントリーは激震が走りました。
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第4章「終わコン」 有名人としてのブームが終わるとき
「有名になる」ことの本質を知らなかったわたしの過信と勘違い
ブームは、せいぜい1〜2年しか続かない
「終わコン」と言われはじめたときにどうするのか?
連載やレギュラー仕事の効用と危険性
「終わコン」と言われないための工夫
妬みを買う有名人と買わない有名人
有名人は「ふつうの女の子」に戻れるのか?
ある時期に「有名人」だったという過去は二度と消せない
終わコン研究をしたこともある僕から言わせると、終わコンっていうのは話題にならなくなった時点で本当の終わコンで、終わコン、終わコン言っている時点は単純な過渡期、もしくは自虐ネタで遊んでいる時期なのですが、そういう意味ではたしかに勝間本の話題ってしなくなったので、これはかなり面白そうです。それにしても業が深いです。
すでに予約済みなので、購入後最速レビューしたいと思います。さて、そんなすごそうな新作の影で、あまり売れなかった勝間本の初期の名作をご紹介。それが「決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール」です。
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本来の本人の趣旨や価値とは違った側面が持ち上げられていく中で、本人の中にダークサイドが芽生え、恒星の最期のような重力崩壊を内部で引き起こした結果としてブラックホールになる現象があるのですが、当初は決算書の読み方など丁寧な論述で評価された勝間和代女史が、良く分からないうちに表紙に写った本人の顔の鼻の穴からありったけの酸素を吸い込み続けて周辺に居る人たちに酸欠症状を引き起こすようなカツマー現象を起こしたのとやや似ている雰囲気がします。
正直、今まで読んだ勝間本の中で最初に読んだこの本が一番役に立つ本だったというのもあれなのですが、これは本当にきちんと書かれたためになる本なので、決算書の読み方をちょっと勉強したいなー、と思っている人にはマジでおすすめです。