最近、多くの有名ブロガーやジャーナリスト、ライターが有料メルマガをやっていますが、とりあえず自分の今購読しているものを紹介してみます
津田大介の「メディアの現場」
言わずと知れた津田さんのメルマガ。現在、メルマガで雑誌以上のコンテンツ量を誇る唯一のメルマガです。他のメルマガと違い、津田さんのメルマガは著者の意見を楽しむというより、単純にきちんとパッケージされている情報を読むという目的で読んでおり、そういう意味ではかなり雑誌に近い感覚で読んでます。津田さんがメルマガの水準をあげすぎているという意見もちらほらありますが、まぁ、間違いなく現在最も充実しているメルマガだと思います。
やまもといちろうメルマガ「人間迷路」
隊長がメルマガはじめるというので、試しに読んでみたらかなり面白かったので購読継続中。
今日、隊長がこんなことつぶやいていたが、確かに書きにくいことてんこ盛り。
ただ、メルマガ読んでて気になるのが、隊長のところに情報がどういうルートでやってきているのか全くわからないので、ゴシップネタとしてしか読めないんですよね。情報源の秘匿はしょうがないにしてもちょっと読んでてモヤモヤは残ります。まぁ、そのあたりも含めて際どいネタを楽しむという観点では高城剛のメルマガに似ているのかも。
購読辞めたもの、しなかったもの
さて、前回のエントリーから購読辞めたもの、試しに読んで購読しなかったものも軽く紹介します。この前の勝間さんの終わコン本にも書かれていたのですが、ある個人のコンテンツを一定量取得すると、主張とか意見に飽きがきたり、同じネタの使い回しネタを見るようになり、だんだんその人のコンテンツへの興味が薄くなっているんですよね。
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- 高城未来研究所 Future Report
- 小寺信良のメールマガジン「金曜ランチボックス」
上の二つは結構手間暇かけてコンテンツ作っていると思うし、今でも面白いと思うのですが、ぼくは届いた時にすぐに読む気が起きなくなってきたら、そのメルマガの購読を辞めるようにしています。定期的にお金がかかるものなので、単純にあまり購読しすぎるとバカにならない額になってくるからです。そういう意味では、コンテンツがつまらなくなったというより、半年ほどメルマガを購読して、単純にコンテンツに飽きてきた、というのが正しいのかなとおもいます。
あと、金融日記のメルマガも試しに無料期間で購読してみたのですが、毎回同じ結婚・恋愛ネタの使い回しで全然面白くなかったので、購読しませんでした。
有料メルマガというメディア
さて、有料メルマガというメディアについて最近感じていることを。まず、情報がパッケージされて定期的に届くという行為は、インターネットのようなあたかも無限にコンテンツが存在するようなものと比較して、お金を払う気は起きるなー、ということ。これは単純に雑誌や新聞のコンテキストがそのまま踏襲されているので、払う側の違和感が薄いとかいろいろ理由はあると思うのですが、結局情報で個人にお金を払ってもらう方法で有料メルマガ以上のもの現状ないな、とおもいます。
ただ、決してこれがコンテンツの最終形態というわけではなく、あくまでお金を払ってくれるメディアの最大公約数的なメディアなのかなーと。そういう意味ではスマートフォンがもっと普及したら、もうちょっとおもしろい方法がでてきそうです。このあたりを早めに深掘りするのも結構おもしろいかなー、とおもいます。