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AI、ビッグデータ、ライフサイエンス、テクノロジービッグプレイヤーの動向、これからの働き方などの「未来」に注目して考察するブログです。

今週のKindleセールが熱い、「統計学が最強の学問である」と「ファスト&スロー」が販売中

前に紹介したKindleの楽しみ方。以下のURLをブックマークに登録して、「セールを毎週見て、気になる本をとりあえず買って、暇な時間に読む」というものですが、今週は特におもしろそうな本が出ているので紹介。

一つは「統計学が最強の学問である」。finalvent先生の書評が非常に秀逸で気になっていたのですが、セール品で出ていたので迷わず購入。

統計学が最強の学問である統計学が最強の学問である
西内 啓

ダイヤモンド社 2013-01-24
売り上げランキング : 2

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統計学って、エンジニア界隈でもログ収集基盤のfluentdとセットで最近ネタになることが多いと思うのですが、コード書く前にこういう一般書を読んでおくのも悪く無いかと。そして、もう一冊は「ファスト&スロー」。
ファスト&スロー (上)
ファスト&スロー (上)ダニエル カーネマン 村井 章子

早川書房 2012-11-22
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これも最近話題になった本で「意思」と「直感」がどのような心理的作用で決まるかを分析した本。この2つがセットで売られているというのが熱くて、基本的に人間は意思決定において短期的なリスクを過大評価し、長期的なリスクを認知できない傾向があります。このあたりの意思決定の機構を補正できるのが統計学という学問なのですが、この2冊を連続で読めば、このあたりのズレの感覚もわかってきそうです。というわけで、読み終わったら書評書きたいと思います。