Kindleの楽しみ方として、以下のURLをブックマークに登録して、「セールを毎週見て、気になる本をとりあえず買って、暇な時間に読む」ですが、今週はめぼしい本がありませんでした。
ただ、以前から読みたいと思っていた田端 信太郎氏の「Media Maker」がセールで期間限定500円になっており、こちらも早速購入。
あと、セールではないのですが、2011年12月11日に発売した書籍『IT時代の震災と核被害』のGoogleの震災対応を30ページ程度でまとめた「グーグルの72時間」が100円で販売されていたのでこちらも購入。
こうやって、もともとの書籍からプロモーションしたい内容を別途編集して販売するという手法はKindleだと良く見るのですが、売上狙いではなくプロモーションとしておもしろいとおもいます。勝間和代氏が過去に、現在リアル書籍はそれ単体で利益を得るというものではなく(時間単価の高い優秀な人であればあるほど割に合わない)、書店という販売網を利用したプロモーション手段と考えた方がいいという意見を述べていましたが、電子書籍が特にプロモーションしたいコンテンツを切り貼りして売ったり、「Media Maker」のように、もともとKindleと相性の良いIT系のマーケッターをターゲットにした本でKindleを持っているというそれだけでリーチしたい読者層と合致したターゲットにセールを行ったりするのはかなり効果が有りそうに思います。他の電子書籍のストアではこのような取り組みはあまり見なかったので、KDPのようなシステムの充実や柔軟な値付けシステムというプラットフォームの特性自体が大きく市場に影響を与えているという意味で、やはりKindleはおもしろいな、とおもいます。