クーリエ・ジャポンが『人生の9割は、「捨てる」ことで決まる。』というテーマで特集。遅ればせながら、さきほど読み終わった。
こんな日本の状況をまずは客観的に観察するためにも、短期間でも良いから海外に出てみよう、と高城剛は述べています。つまり持たない生活は「都市部の生活事情を想定したライフスタイル」ではなく、「仮想日本脱出を想定したより攻撃的なライフスタイル」へと変わったのです。
で、パラパラっと読んだわけだが、実はあんまりおもしろいトピックなかったので、箇条書きで書く。
- 「週4時間だけ働く。」のティモシー・フェリスがなぜか登場。ハッカー・起業家界隈でティモシー・フェリスの本がうけている理由について「あの本にかかれていることはまさに時間をハックする方法そのものであり、起業家にとってはあの考え方そのものがハッカー気質」という解説がおもしろかった。
- 「成功したいなら学歴を捨てろ」という記事は、最近話題の20歳以下にしか投資しない投資家のフォローシップについて。ただ、アーリーステージで有望なベンチャーに投資するのも過当競争で難しくなっているから、今度は更に若い20歳以下を対象にします、という程度のことしかわからなかった。というかここまできたら、シリコンバレーの起業文化も行き過ぎでは。
- 「ミニマリスト」とか「モノを捨てる」とかいろいろ特集あったけど、単純にモノを持ちすぎている人がモノを捨てた話で、すでにモノをあまり持ってない人がどうしたら良いかというトピックはなかった。「持たない生活」の次のトピックをどう考えるかという観点ではあまりまとめられておらず、これってハーバード流とかいっているけど、「断捨離」とか「人生がときめく片づけの魔法 」とあまり変わらないのでは。