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Nexus 5の登場でMVNO SIMを活用したスマートフォンの格安運用がそろそろ現実的になってきた

周りでNexus 5を買ってMVNO SIM運用を始めた人が複数人いました。詳細はこの辺りのニュース記事が詳しいです。

つまり、SIMフリー端末を購入して、そのSIMフリー端末に日本通信やIIJなどのMVNO SIMを指し、電話は「050plus」とか、「SMARTalk」のようなスマートフォン用のIPフォンアプリで行うという運用。メインをMVNO SIMを挿したスマートフォンにして、もともと持っていたスマートフォンの電話番号をガラケーに機種変更し、着信や緊急事態はそちらで対処するというオプションもあります。

この運用のメリットは通信費が自分の通信量に応じて安くなるということ。普通にキャリアでLTEのパケット定額を契約すると5,985円くらいが普通ですが、これが低速な1000円から月に2GB程度の通信量で3000円までいろいろあります。日本通信などのSIMはAmazonでもサクッと購入可能です。

大手キャリアはどんなユーザーにもほぼ一律の通信契約を行っており、そのような料金体系に納得出来ない人にはそろそろ真剣に検討すべき選択肢になっているかと思います。これまで、このような運用を行うときに一番のネックは大手キャリアから2年契約で購入する以外に高性能端末をそこそこ手頃な値段で買う方法が日本にはあまりなかったのですが、Nexus 5の登場で39800円で購入可能なファーストチョイスの端末も登場しましたし、そろそろこの切替を真剣に検討する人も増えてくるのではないかと。なんといっても通信量によっては月額で大手キャリアとの契約と比較して3000円から人によっては5000円くらい下がるユーザーもいるでしょうから、年額で最大で6万円くらい違ってくることになります。まぁ、これは多くの人にとっては、通話の安定性を犠牲にしても魅力的な選択肢なのではないかと。
最近iPhone 5Sに機種変更した自分としては、この運用を開始する予定はないのですが、ちょっとこの運用の感想などを確認して、次回の機種変のタイミングくらいでは真剣に検討したいなー、と思っています。